11.3.5 運用管理ドメイン全体の論理サーバの起動順序の設定
[起動順序の設定]画面を次の図に示します。
(1) 機能概要
運用管理ドメイン内のすべての論理サーバを一括で起動するときの,起動順序を設定できます。また,論理サーバを一括起動の対象にするかしないかを設定できます。
クラスタについては,それぞれを構成するメンバすべて同じ起動順序が適用されます。
(2) 表示手順
画面の表示手順を次に示します。
- ホストビューを使用する方法
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運用管理ポータルで[論理サーバの起動/停止]アンカーをクリックします。
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[ホストビュー]タブ−(ルートの)[ホスト]をクリックします。
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[起動順序の設定]タブをクリックします。
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- サーバビューを使用する方法
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運用管理ポータルで[論理サーバの起動/停止]アンカーをクリックします。
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[サーバビュー]タブ−[<運用管理ドメイン名>]をクリックします。
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[起動順序の設定]タブをクリックします。
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(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
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項目を設定します。
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[更新]ボタンをクリックします。
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エラーが表示された場合は,[戻る]ボタンをクリックして設定を見直し,再度[更新]ボタンをクリックします。
(4) 画面詳細
画面に表示される項目とボタンについて説明します。
- 起動順序
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起動順序を設定します。起動順序を変更する場合,0〜999の数値で設定してください。値の小さなものから起動することを意味します。一括起動の対象外にする場合は,指定なし(空白)にします。
デフォルト値は次のとおりです。
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パフォーマンストレーサ:0
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スマートエージェント:10
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ネーミングサービス:20
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CTMドメインマネジャ:30
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CTM:40
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J2EEサーバ:80
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Webサーバ:90
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ユーザサーバ:900
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- 論理サーバ名
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論理サーバの種別を表すアイコンと論理サーバ名が表示されます。J2EEサーバクラスタおよびWebサーバクラスタについては,それらの階層構成も表示されます。
- ホスト名
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論理サーバが動作しているホスト名が表示されます。
- [更新]ボタン
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画面に設定した内容で設定情報を更新します。
- [リセット]ボタン
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入力した内容をリセットします。
(5) 注意事項
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パフォーマンストレーサ,スマートエージェント,ネーミングサービス,J2EEサーバの順序で起動するように設定してください。
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CTMを利用する場合は,パフォーマンストレーサ,スマートエージェント,ネーミングサービス,CTMドメインマネジャ,CTM,J2EEサーバの順序で起動するようにしてください。
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「起動/停止の設定」で「前提となる論理サーバ」を設定している場合に,該当する論理サーバの起動順序が前提の論理サーバより先になっていないかどうかに注意して設定してください。