9.17.1 設定方法
インターセプタの設定方法について説明します。アプリケーションサーバでインターセプタを使用する場合は,EJB-JARの属性として設定してください。
(1) 編集する属性ファイル
EJB-JAR属性ファイル
(2) 編集する属性ファイルの取得と属性の設定
-
属性ファイルの取得
次に示すコマンドを実行してEJB-JAR属性ファイルを取得します。
- 実行形式
cjgetappprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <J2EEアプリケーション名> -type ejb -resname <EJB-JAR表示名> -c <EJB-JAR属性ファイルパス>
- 実行例
cjgetappprop MyServer -name adder -type ejb -resname adder -c C:\home\adder_ejb.xml
-
属性の設定
次に示すコマンドを実行して,EJB-JAR属性ファイルの値を反映します。
- 実行形式
cjsetappprop [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -name <J2EEアプリケーション名> -type ejb -resname <EJB-JAR表示名> -c <EJB-JAR属性ファイルパス>
- 実行例
cjsetappprop MyServer -name adder -type ejb -resname adder -c C:\home\adder_ejb.xml
- 注意事項
-
開始状態のアプリケーションに含まれるEJB-JAR属性ファイルの取得はできますが,定義された関連情報の反映はできません。
(3) 編集する属性設定項目
インターセプタの設定項目(<interceptor-binding>)を次に示します。
項目 |
必須 |
対応するタグ名 |
---|---|---|
説明 |
△ |
<description> |
インターセプタのEJB名 |
○ |
<ejb-name> |
インターセプタクラスのクラス名 |
△ |
<interceptor-class> |
インターセプタの実行順序の設定(インターセプタクラスのクラス名) |
△ |
<interceptor-order>-<interceptor-class> |
デフォルトインターセプタの呼び出し抑止の設定 |
△ |
<exclude-default-interceptors> |
クラスレベルインターセプタの呼び出し抑止の設定 |
△ |
<exclude-class-interceptors> |
EJBのビジネスメソッド名 |
△ |
<named-method>-<method-name> |
メソッドの引数 |
△ |
<named-method>-<method-params>-<method-param> |
プロパティの設定項目については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「3.3.1 EJB-JAR属性ファイルの指定内容」を参照してください。
インターセプタの設定方法や注意事項については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.15 インターセプタの使用」を参照してください。