3.6 サーバ管理コマンドで指定するプロバイダURL
サーバ管理コマンドでは,オプションに<プロバイダURL>という値を指定できます。
<プロバイダURL>を省略して,サーバ管理コマンドを実行した場合,usrconf.propertiesファイルに設定した値がデフォルトで指定されます。
usrconf.propertiesファイルは次の場所に格納されています。
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\usrconf\usrconf.properties
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/usrconf/usrconf.properties
usrconf.propertiesファイルに設定した値で実行する場合,およびcjlistappコマンドで,プロバイダURLを指定して実行する場合の例を次に示します。
- usrconf.propertiesファイルに設定した値で実行する場合の例
-
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjlistapp [<サーバ名称>]
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjlistapp [<サーバ名称>]
- プロバイダURLを指定して実行する場合の例
-
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjlistapp [<サーバ名称>] -nameserver <プロバイダURL>
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjlistapp [<サーバ名称>] -nameserver <プロバイダURL>
プロバイダURLは,次の形式で指定します。
実行形式
<プロトコル名>::<ホスト名>:<ポート番号>
- <プロトコル名>
-
CORBAネーミングサービスのプロトコル名。corbaname固定です。iioplocまたはiiopnameを指定した場合,corbanameに読み替えられます。
- <ホスト名>
-
CORBAネーミングサービスの稼働しているホスト名。
- <ポート番号>
-
CORBAネーミングサービスの稼働しているポート番号。
プロバイダURLで指定したCORBAネーミングサービス上のサーバ管理コマンド排他情報が解除されます。