20.3.2 TimerManagerのライフサイクル
ここでは,TimerManagerのライフサイクルについて説明します。
TimerManagerは,アプリケーション中でJNDIによってルックアップされた時に作成されます。ルックアップされるたびに,新しいTimerManagerが作成されます。作成されたTimerManagerは,アプリケーション中でstopメソッドを実行して,明示的に停止することをお勧めします。stopメソッドを実行しないで自動でTimerManagerを停止することもできますが,その場合,TimerManagerが停止するまでアプリケーションも停止しません。そのため,TimerManagerの停止処理に伴って,アプリケーションの停止にも時間が掛かることがあります。
また,TimerManagerは永続化されません。そのため,JavaVMが終了した場合,作成されたTimerManagerおよびスケジュールされたタイマは破棄されます。
TimerManagerのライフサイクルを次の図に示します。