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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


8.22.26 @JoinTable

〈この項の構成〉

(1) 説明

次のクラスに設定する結合表を指定するアノテーションです。

name属性が指定されない場合,結合表の名前は次の名称になります。

<所有者側テーブル名>_<被所有者側テーブル名>

適用可能要素は,メソッドとフィールドです。

(2) 属性

@JoinTableの属性の一覧を次の表に示します。

属性名

任意/必須

属性の説明

name

任意

結合表のテーブル名を指定する属性です。

catalog

任意

結合表のテーブルのカタログ名を指定する属性です。

なお,この属性は,CJPAプロバイダには対応していません。

schema

任意

結合表のテーブルのスキーマ名を指定する属性です。

joinColumns

任意

所有者側エンティティのプライマリテーブルを参照する,結合表の外部キーカラムを指定する属性です。

inverseJoinColumns

任意

被所有者側エンティティのプライマリテーブルを参照する,結合表の外部キーカラムを指定する属性です。

uniqueConstraints

任意

テーブルのユニーク規制を指定する属性です。

なお,この属性は,CJPAプロバイダには対応していません。

CJPAプロバイダで対応する属性の詳細を次に示します。

(a) name属性

String

説明

結合表のテーブル名を指定する属性です。

指定できるテーブル名は,データベースの仕様に依存します。

デフォルト値

<所有者側テーブル名>_<被所有者側テーブル名>

(b) schema属性

String

説明

テーブルのスキーマ名を指定する属性です。

指定できる値は,データベースのスキーマ名の仕様に依存します。

デフォルト値

使用するデータベースのデフォルトのスキーマ

(c) joinColumns属性

JoinColumn[]

説明

所有者側エンティティのプライマリテーブルを参照する,結合表の外部キーカラムを指定する属性です。@JoinColumnの配列を指定します。@JoinColumnのname属性には結合表の外部キーカラム名,referencedColumnName属性には所有者側の参照カラム名をそれぞれ指定します。

指定できるカラム名は,データベースの仕様に依存します。

デフォルト値

@JoinColumnの外部キー

(d) inverseJoinColumns属性

JoinColumn[]

説明

被所有者側エンティティのプライマリテーブルを参照する,結合表の外部キーカラムを指定する属性です。@JoinColumnの配列を指定します。@JoinColumnのname属性には結合表の外部キーカラム名,referencedColumnName属性には外部キーカラムで参照された結合先テーブルのカラムをそれぞれ指定します。

指定できる値は,データベースのカラム名の仕様に依存します。

デフォルト値

@JoinColumnの外部キーカラム