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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


6.20 cjtracesync(インプロセスHTTPサーバ用トレースファイルの同期)

この節では,インプロセスHTTPサーバ用トレースファイルを同期させるcjtracesyncコマンドについて説明します。

形式

cjtracesync [-h] [-thr|-comm] <サーバ名称>

機能

インプロセスHTTPサーバ使用時に,スレッドトレースおよび通信トレースの情報を共有メモリの情報と同期させます。インプロセスHTTPサーバを使用している場合に,Management Serverの機能を利用しないで障害情報を取得するときには,情報を取得する直前に,このコマンドを実行してください。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。

-thr

スレッドトレース情報を取得する場合に指定します。-thrオプション,-commオプションのどちらも指定されていない場合,スレッドトレースおよび通信トレースの両方の情報を更新します。

-comm

通信トレース情報を取得する場合に指定します。-thrオプション,-commオプションのどちらも指定されていない場合,スレッドトレースおよび通信トレースの両方の情報を更新します。

<サーバ名称>

トレース情報を取得するJ2EEサーバのサーバ名称を指定します。サーバ名称は必ず指定してください。

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

異常終了しました。

9:

管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。