6.20 cjtracesync(インプロセスHTTPサーバ用トレースファイルの同期)
この節では,インプロセスHTTPサーバ用トレースファイルを同期させるcjtracesyncコマンドについて説明します。
形式
cjtracesync [-h] [-thr|-comm] <サーバ名称>
機能
インプロセスHTTPサーバ使用時に,スレッドトレースおよび通信トレースの情報を共有メモリの情報と同期させます。インプロセスHTTPサーバを使用している場合に,Management Serverの機能を利用しないで障害情報を取得するときには,情報を取得する直前に,このコマンドを実行してください。
引数
- -h
-
コマンドの使用方法が表示されます。
- -thr
-
スレッドトレース情報を取得する場合に指定します。-thrオプション,-commオプションのどちらも指定されていない場合,スレッドトレースおよび通信トレースの両方の情報を更新します。
- -comm
-
通信トレース情報を取得する場合に指定します。-thrオプション,-commオプションのどちらも指定されていない場合,スレッドトレースおよび通信トレースの両方の情報を更新します。
- <サーバ名称>
-
トレース情報を取得するJ2EEサーバのサーバ名称を指定します。サーバ名称は必ず指定してください。
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
異常終了しました。
- 9:
-
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windowsの場合)。