6.15.4 エラーページのカスタマイズに関する注意事項
インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズに関する注意事項を次に示します。
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HTTPレスポンスがHTMLファイルの場合,そのHTMLからほかのファイル(画像ファイルなど)を参照していると,エラーページが正しく表示されない場合があります。
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ブラウザの設定によっては,ステータスコードがエラーを示し,レスポンスボディのサイズが小さい場合,レスポンスボディがブラウザ固定のメッセージに置き換えられて表示されることがあるため注意してください。特にエラーページをカスタマイズしなかった場合に表示されるデフォルトのエラーページは,レスポンスボディのサイズが小さいため注意してください。
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リダイレクトURLの指定値とリクエストURLの指定値が一致して,リダイレクト後に同じエラーステータスが発生すると,クライアントによってはリダイレクトを実行し続けることがあるため注意してください。
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ステータスコードに対応するリダイレクトを実施する場合,エラー発生時にリクエストURLに付加されていたクエリ文字列はリダイレクトURLに付加されません。また,URLの書き換えによるセッション管理をしている場合,エラーの発生したページと同じWebアプリケーション内へのリダイレクトを実施してもセッションを引き継ぐことはできません。