6.11.2 実行環境での設定(J2EEサーバの設定)
アクセスを許可するホストの制限の設定をする場合,J2EEサーバの設定が必要です。
ここでは,アクセスを許可するホストの制限の設定方法と設定例について説明します。
(1) 設定方法
アクセスを許可するホストの制限は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に次のパラメタを指定します。
- webserver.connector.inprocess_http.permitted.hosts
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アクセスを許可するホストのホスト名やIPアドレスを指定します。
簡易構築定義ファイル,および指定するパラメタの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。
- 注意事項
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アクセスを許可するホストをホスト名で指定した場合の注意事項を次に示します。
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hosts,またはDNSなどでホスト名を解決できるようにする必要があります。解決できない場合はデフォルトの設定(全ホストからのアクセスが可能な状態)でJ2EEサーバが起動されます。
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J2EEサーバの起動時にホスト名を解決するため,J2EEサーバの起動に時間が掛かることがあります。また,起動後に変更されたIPアドレスは反映されないことがあります。
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(2) 設定例
アクセスを許可するホストの制限の設定例を次に示します。
: <param> <param-name>webserver.connector.inprocess_http.permitted.hosts</param-name> <param-value>host1,host2</param-value> </param> :
この設定例では,「host1」と「host2」からのアクセスだけを許可し,ほかのホストからのアクセスを許可しません。