4.1 V9互換モードと推奨モードの機能差異
アプリケーションサーバ 11-00以降で,V9互換モードだけで使用できる互換機能と,推奨モードだけで使用できる新機能を次に示します。ここに記載していない機能は,V9互換モードと推奨モードの両方で使用できます。
機能名 |
推奨モード |
V9互換モード |
記載個所 |
---|---|---|---|
NIO HTTPサーバ機能 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「7. NIO HTTPサーバ」 |
Webサーバ連携機能(リダイレクタ機能) |
× |
〇 |
このマニュアルの「5. Webサーバ連携」 |
インプロセスHTTPサーバ機能 |
× |
〇 |
このマニュアルの「6. インプロセスHTTPサーバ」 |
Servlet 3.0非同期サーブレット機能 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「8. サーブレットおよびJSPの実装」 |
Servlet 3.1/Servlet 4.0 |
〇 |
× |
|
WebSocket 1.1 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「5. WebSocket」 |
Java Batch 1.0 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「11. Java Batch」 |
Concurrency Utilities for Java EE 1.0 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「14. Concurrency Utilities」 |
JSON-P 1.1 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「12. JSON-P」 |
JSON-B 1.0 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「13. JSON-B」 |
CDI 2.0 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「9. アプリケーションサーバでのCDIの利用」 |
Bean Validation 2.0 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「10. アプリケーションサーバでのBean Validationの利用」 |
JSF 2.3 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「3. JSFおよびJSTLの利用」 |
JAX-RS 2.1 |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「4. JAX-RS 2.1の利用」 |
Cosminexus JAX-RSエンジン(JAX-RS 1.1) |
× |
〇 |
このマニュアルの「7. Cosminexus JAX-RSエンジン(JAX-RS 1.1)」 |
JPA 2.2対応プロバイダ |
〇 |
× |
マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「6. JPA 2.2の利用」 |
JPA 1.0対応プロバイダ(CJPAプロバイダ機能) |
× |
〇 |
このマニュアルの「8. CJPAプロバイダ」 |
HTTPレスポンス圧縮機能 |
× |
〇 |
このマニュアルの「9.2 HTTPレスポンス圧縮機能」 |
EJB 2.1とServlet 2.4でのアノテーションの利用 |
△ |
△ |
|
クラスタコネクションプール機能 |
△ |
△ |
このマニュアルの「19. クラスタコネクションプール機能を使用するための設定」 |
スレッドの非同期並行処理 |
△ |
△ |
このマニュアルの「20. スレッドの非同期並行処理」 |
- (凡例)
-
○:使用できます。
△:使用できますが,互換機能のため推奨しません。
×:使用できません。