9.16.3 実行環境での設定
ファイナライズ滞留解消機能を使用する場合,次の設定が必要です。
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J2EEサーバ
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バッチサーバ
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Javaアプリケーション
(1) J2EEサーバの設定
J2EEサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。ファイナライズ滞留解消機能の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内にJavaVM起動パラメタ(add.jvm.arg)で指定します。指定するパラメタ値を次に示します。
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-DJP.co.Hitachi.soft.jvm.autofinalizer=true
ファイナライズ滞留解消機能を有効にします。この機能を有効にすると,Java起動時に監視スレッドを生成します。デフォルト値はtrueのため,無効にする場合はfalseを指定してください。
簡易構築定義ファイルおよびパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。
(2) バッチサーバの設定
バッチサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。ファイナライズ滞留解消機能の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内にJavaVM起動パラメタ(add.jvm.arg)で指定します。指定するパラメタ値を次に示します。
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-DJP.co.Hitachi.soft.jvm.autofinalizer=true
ファイナライズ滞留解消機能を有効にします。この機能を有効にすると,Java起動時に監視スレッドを生成します。デフォルト値はtrueのため,無効にする場合はfalseを指定してください。
簡易構築定義ファイルおよびパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。
(3) Javaアプリケーションの設定
Javaアプリケーションの設定は,usrconf.cfg(Javaアプリケーション用オプション定義ファイル)で実施します。ファイナライズ滞留解消機能の定義は,usrconf.cfgのadd.jvm.argキーで指定します。指定するパラメタ値を次に示します。
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-DJP.co.Hitachi.soft.jvm.autofinalizer=true
ファイナライズ滞留解消機能を有効にします。この機能を有効にすると,Java起動時に監視スレッドを生成します。デフォルト値はtrueのため,無効にする場合はfalseを指定してください。
usrconf.cfg(Javaアプリケーション用オプション定義ファイル)については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「12.2.1 usrconf.cfg(Javaアプリケーション用オプション定義ファイル)」を参照してください。