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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


8.9.6 メソッドキャンセルが発生した場合

メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。

〈この項の構成〉

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8‒68 メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID

図中の番号

トレース取得ポイント

レベル

0x8490

1

メソッドキャンセル処理開始

A

0x8C41

2

障害調査用SQL出力

A

0x8491

3

メソッドキャンセル処理完了

A

(凡例)A:標準

注※ 図8-41中の番号と対応しています。

メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8‒41 メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

メソッドキャンセルが発生した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8‒69 メソッドキャンセルが発生した場合に取得できるトレース情報

図中の番号

イベントID

レベル

取得できる情報

インタフェース名

オペレーション名

オプション

1

0x8490

A

メソッドキャンセル対象のアプリケーションのルートアプリケーション情報

2

0x8C41

A

トランザクションタイムアウト,J2EEアプリケーション強制停止,またはメソッドキャンセルされたコネクションのルートアプリケーション情報

SQL文

3

0x8491

A

<入り口時刻>

(凡例)A:標準 −:該当なし

注※ 図8-41中の番号と対応しています。