8.9.4 Timer Serviceの場合
Timer Serviceのトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) createTimerの場合
(a) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
イベントID |
図中の番号※ |
トレース取得ポイント |
レベル |
---|---|---|---|
0x8460 |
1 |
TimerService.createTimer(Date initialExpiration, long intervalDuration, Serializable info)処理開始 |
A |
0x8462 |
1 |
TimerService.createTimer(Date expiration, Serializable info) 処理開始 |
A |
0x8464 |
1 |
TimerService.createTimer(long initialDuration, long intervalDuration, Serializable info) 処理開始 |
A |
0x8466 |
1 |
'TimerService.createTimer(long duration, Serializable info) 処理開始 |
A |
0x8461 |
2 |
TimerService.createTimer(Date initialExpiration, long intervalDuration, Serializable info)処理終了 |
A |
0x8463 |
2 |
TimerService.createTimer(Date expiration, Serializable info) 処理終了 |
A |
0x8465 |
2 |
'TimerService.createTimer(long initialDuration, long intervalDuration, Serializable info) 処理終了 |
A |
0x8467 |
2 |
TimerService.createTimer(long duration, Serializable info) 処理終了 |
A |
createTimerの場合のTimer Serviceでのトレース取得ポイントを次の図に示します。
(b) 取得できるトレース情報
createTimerの場合のTimer Serviceで取得できるトレース情報を次の表に示します。
図中の番号※ |
イベントID |
レベル |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
|||
1 |
0x8460 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
1 |
0x8462 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
1 |
0x8464 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
1 |
0x8466 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x8461 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
2 |
0x8463 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
2 |
0x8465 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
2 |
0x8467 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
(2) cancelの場合
(a) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
イベントID |
図中の番号※ |
トレース取得ポイント |
レベル |
---|---|---|---|
0x8468 |
1 |
javax.ejb.Timer.cancel()処理開始 |
A |
0x8469 |
2 |
javax.ejb.Timer.cancel()処理終了 |
A |
cancelの場合のTimer Serviceでのトレース取得ポイントを次の図に示します。
(b) 取得できるトレース情報
cancelの場合のTimer Serviceで取得できるトレース情報を次の表に示します。
図中の番号※ |
イベントID |
レベル |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
|||
1 |
0x8468 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
− |
2 |
0x8469 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
(3) コールバックの場合
(a) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
イベントID |
図中の番号※ |
トレース取得ポイント |
レベル |
---|---|---|---|
0x846C |
1 |
スレッドがコールバック処理開始 |
B |
0x846A |
2 |
Enterprise Beanのタイムアウトコールバックメソッドをコールバック開始 |
A |
0x846B |
3 |
Enterprise Beanのタイムアウトコールバックメソッドをコールバック終了 |
A |
0x846D |
4 |
スレッドがコールバック処理終了 |
B |
コールバックの場合のTimer Serviceでのトレース取得ポイントを次の図に示します。
(b) 取得できるトレース情報
コールバックの場合のTimer Serviceで取得できるトレース情報を次の表に示します。
なお,ルートアプリケーション情報には,タイムアウトメソッドのコールバック時に取得する情報が出力されます。また,クライアントアプリケーション情報には「0」が出力されます。
図中の番号※ |
イベントID |
レベル |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
|||
1 |
0x846C |
B |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
− |
2 |
0x846A |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
− |
3 |
0x846B |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
4 |
0x846D |
B |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
(4) createSingleActionTimerの場合
(a) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
イベントID |
図中の番号※ |
トレース取得ポイント |
レベル |
---|---|---|---|
0x84A0 |
1 |
TimerService.createSingleActionTimer(long duration, TimerConfig timerConfig)処理開始 |
A |
0x84A1 |
2 |
TimerService.createSingleActionTimer(long duration, TimerConfig timerConfig)処理終了 |
A |
0x84A2 |
1 |
TimerService.createSingleActionTimer(Date expiration, TimerConfig timerConfig)処理開始 |
A |
0x84A3 |
2 |
TimerService.createSingleActionTimer(Date expiration, TimerConfig timerConfig)処理終了 |
A |
createSingleActionTimerでのトレース取得ポイントを次の図に示します。
(b) 取得できるトレース情報
createSingleActionTimerで取得できるトレース情報を次の表に示します。
図中の番号※ |
イベントID |
レベル |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
|||
1 |
0x84A0 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x84A1 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
1 |
0x84A2 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x84A3 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
(5) createIntervalTimerの場合
(a) トレース取得ポイントとPRFトレース
イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
イベントID |
図中の番号※ |
トレース取得ポイント |
レベル |
---|---|---|---|
0x84A4 |
1 |
TimerService.createIntervalTimer(long initialDuration, long intervalDuration, TimerConfig timerConfig)処理開始 |
A |
0x84A5 |
2 |
TimerService.createIntervalTimer(long initialDuration, long intervalDuration, TimerConfig timerConfig)処理終了 |
A |
0x84A6 |
1 |
TimerService.createIntervalTimer(Date initialExpiration, long intervalDuration, TimerConfig timerConfig)処理開始 |
A |
0x84A7 |
2 |
TimerService.createIntervalTimer(Date initialExpiration, long intervalDuration, TimerConfig timerConfig)処理終了 |
A |
createIntervalTimerのトレース取得ポイントを次の図に示します。
(b) 取得できるトレース情報
createIntervalTimerで取得できるトレース情報を次の表に示します。
図中の番号※ |
イベントID |
レベル |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
|||
1 |
0x84A4 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x84A5 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
1 |
0x84A6 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x84A7 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
(6) createCalendarTimerの場合
(a) トレース取得ポイントとPRFトレース
イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
イベントID |
図中の番号※ |
トレース取得ポイント |
レベル |
---|---|---|---|
0x84A8 |
1 |
TimerService.createCalendarTimer(ScheduleExpression schedule)処理開始 |
A |
0x84A9 |
2 |
TimerService.createCalendarTimer(ScheduleExpression schedule)処理終了 |
A |
0x84AA |
1 |
TimerService.createCalendarTimer(ScheduleExpression schedule, TimerConfig config)処理開始 |
A |
0x84AB |
2 |
TimerService.createCalendarTimer(ScheduleExpression schedule, TimerConfig config)処理終了 |
A |
createCalendarTimerのトレース取得ポイントを次の図に示します。
(b) 取得できるトレース情報
createCalendarTimerで取得できるトレース情報を次の表に示します。
図中の番号※ |
イベントID |
レベル |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
|||
1 |
0x84A8 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x84A9 |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
1 |
0x84AA |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
引数情報 |
2 |
0x84AB |
A |
コールバック対象Beanのクラス名 |
− |
|
注※ 図8-30中の番号と対応しています。