11.3 コンソールログの取得の設定
Management Serverを利用している場合には,運用管理エージェントが起動したプロセスの標準出力や標準エラー出力などを,コンソール出力情報として取得できます。この節では,コンソールログを取得するための設定の変更について説明します。コンソール出力情報のログファイル(コンソールログ)への出力の設定を変更する場合は,adminagent.propertiesで次のキーを設定してください。
-
adminagent.process.consolelog.enabled
コンソール出力情報を出力するかどうかを指定します。デフォルトの設定では,trueが指定されていて,出力するようになっています。
-
adminagent.j2ee.process.console_log.enabled
論理J2EEサーバのコンソール出力情報をコンソールログに出力するかどうかを指定します。デフォルトの設定では,falseが指定されていて,出力されないようになっています。
また,adminagent.j2ee.process.console_log.enabledキーにtrueを指定する場合,adminagent.process.consolelog.enabledキーにもtrueを指定する必要があります。
-
adminagent.userserver.process.console_log.enabled
論理ユーザサーバのコンソール出力情報をコンソールログに出力するかどうかを指定します。デフォルトの設定では,falseが指定されていて,出力されないようになっています。
また,adminagent.userserver.process.console_log.enabledキーにtrueを指定する場合,adminagent.process.consolelog.enabledキーにもtrueを指定する必要があります。
-
adminagent.j2ee.process.console_event.enabled
論理J2EEサーバのコンソール出力情報を,Management Serverを利用するEclipseプラグインで表示するかどうかを指定します。デフォルトの設定では,falseが指定されていて,表示されないようになっています。
また,adminagent.j2ee.process.console_event.enabledキーにtrueを指定する場合,adminagent.process.consolelog.enabledキーにもtrueを指定する必要があります。
-
adminagent.process.consolelog.filenum
コンソールログの面数を指定します。
-
adminagent.process.consolelog.filesize
コンソールログの1面当たりの最大サイズを指定します。