Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


2.4.2 実行環境での設定(バッチサーバの設定)

EJBアクセス機能を使用する場合,バッチサーバの設定が必要です。

バッチサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。EJBアクセス機能の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に指定します。

簡易構築定義ファイルでのEJBアクセス機能の定義を次の表に示します。

表2‒14 簡易構築定義ファイルでのEJBアクセス機能の定義

項目

指定するパラメタ

設定内容

RMI-IIOP通信のタイムアウト

ejbserver.rmi.request.timeout

RMI-IIOP通信のクライアントとサーバ間の通信タイムアウト時間を指定します。

リモートインタフェースでの通信障害発生時のEJBクライアントの動作

ejbserver.container.rebindpolicy

EJBメソッドの呼び出し時に通信障害が発生した場合のバッチサーバ側でのコネクションの再接続動作とリクエストの再送動作を指定します。

バッチサーバの通信ポートとIPアドレスの固定

vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port

バッチサーバの通信ポートを指定します。

vbroker.se.iiop_tp.host

バッチサーバの使用するIPアドレスまたはホスト名を固定するかどうかを指定します。

注 簡易構築定義ファイルおよびパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。