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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


付録D.25 CJMSプロバイダサービスインスタンスの削除

CJMSプロバイダのサービスの稼働中のインスタンスを削除する手順について説明します。

インスタンス名を変更したために以前のインスタンスが不要になった場合などに行います。

注意事項

この操作によって,送信先に存在するすべての情報が削除されます。

この操作を実行する前に,未処理の永続メッセージおよび永続サブスクライバーの情報が存在しないことを確認してください。

CJMSプロバイダのサービスインスタンス削除手順を次の図に示します。

図D‒24 CJMSプロバイダのサービスインスタンス削除手順

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) プロセス前提条件

(2) 実行に必要な情報および補足説明

(A1)などの記述は,図中の記述と対応しています。

(A1)
<インスタンス名>

省略した場合は,デフォルトで「cjmsbroker」を使用します。

複数インスタンスを使用したい場合には名称が重ならないように注意する必要があります。

重なる場合には-nameオプションを指定し存在しない任意の名称を付与してください。

<ディレクトリパス>

削除したいインスタンスが存在するVAR_HOMEのパス

CJMSPブローカーインスタンス名に該当するディレクトリ(デフォルト名はcjmsbroker)を削除します。

この処理を行うと,propとlogディレクトリ以外,すべてのインスタンスに関連するファイルとディレクトリを削除します。

インスタンスのディレクトリ自体が不要な場合,エクスプローラなどで次のディレクトリへ移動して,手動で削除してください。

<VAR_HOME>/instances

次回CJMSPブローカー起動時に削除したインスタンス名を使用して再度CJMSPブローカーを起動した場合には,インスタンスが再作成されます。