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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


20.8 スキップリスト

スキップリストとは,パッケージ名変換機能で変換しないクラスとパッケージの一覧です。スキップリストには,デフォルトでクラスやパッケージが定義されています。詳細は「20.8.1 デフォルトで定義されているクラスとパッケージ」を参照してください。

スキップリストにクラスやパッケージを追加するには,usrconf.cfgファイルのadd.jvm.argsキーのejbserver.server.packageMigration.skipList.addプロパティを指定します。例を次に示します。

追加例
add.jvm.args=-Dejbserver.server.packageMigration.skipList.add=com/net/,com/flix/

すでに定義されているスキップリストからクラスやパッケージを削除するには,usrconf.cfgファイルのadd.jvm.argsキーのejbserver.server.packageMigration.skipList.deleteプロパティを指定します。例を次に示します。

削除例
add.jvm.args=-Dejbserver.server.packageMigration.skipList.delete=com/sun/beans/

プロパティには,クラス名またはパッケージ名を前方一致で指定します。複数ある場合は,コンマ区切りで複数列挙します。同じクラス(パッケージ)を同時に2つのプロパティに指定した場合,ejbserver.server.packageMigration.skipList.deleteプロパティが優先されます。アスタリスク(*)およびクエスチョン(?)は指定できません。

〈この節の構成〉