11.11.3 ジョブデータの削除手順
一定期間経過し,指定した条件に合致するジョブデータの削除手順を次の図に示します。
ジョブデータの削除手順を次に示します。削除手順の番号は,図11-1の番号に対応しています。
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削除条件を指定します。
cjdeljbatchjobsコマンドの-listオプション形式で削除条件を指定することで,一定期間経過し,削除条件に合致する削除対象ジョブデータの情報を取得します。
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削除対象を確認します。
1.で出力された削除対象一覧ファイルにはcjdeljbatchjobsコマンドの-listオプション形式で実行したときのパラメタ情報が格納されています。
削除対象一覧ファイルのパラメタ情報を参照し,意図したとおりのパラメタを指定したかどうかを確認します。確認する項目を次の表に示します。
表11‒13 削除対象一覧ファイルの確認項目 確認項目
確認個所(パラメタ情報)
J2EEサーバ名
server-name
アプリケーション名
application-name
アプリケーションタグ
apptag
日数※
delete-timestamp
全削除するかどうか
all
- 注※
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cjdeljbatchjobsコマンドの日数は数値で指定するため,指定が正しいことを削除起点時刻で確認してください。
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削除します。
1.で出力した削除対象一覧ファイルを指定し,cjdeljbatchjobsコマンドを-deleteオプション形式で実行することで,削除対象一覧ファイルにあるジョブデータを削除します。
なお,ジョブリポジトリ管理機能によってジョブデータを削除するときの注意事項を次に示します。
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DB Connectorを開始しており,コネクションプールに空きが一つ以上あることが前提となります。
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削除手順の1.〜3.の間は,削除対象ジョブリポジトリに変更が加わらないよう,削除対象ジョブリポジトリにアクセスしないでください。具体的には,ジョブ実行,ジョブリポジトリの変更,SQLの発行などをしないでください。
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削除手順の1.〜3.の間は,J2EEサーバのシステム時刻を変更しないでください。
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対象のアプリケーションのJ2EEサーバが起動している状態で実行してください。
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コマンドを実行するホストと,対象のアプリケーションのJ2EEサーバを同一にしてください。