11.11.2 cjdeljbatchjobsコマンド仕様
ジョブリポジトリ管理機能で提供するcjdeljbatchjobsコマンドの仕様を次に示します。
- 形式1
cjdeljbatchjobs [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -list -name <J2EEアプリケーション名> -day <日数> [-all] -f <削除対象一覧ファイルの絶対パス>
- 形式2
cjdeljbatchjobs [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -delete -f <削除対象一覧ファイルの絶対パス> [-t <トランザクションタイムアウト時間>]
- 機能
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形式1の場合,引数によって指定した範囲のジョブリポジトリ中のジョブデータを,削除対象一覧ファイルとして出力します。
形式2の場合,形式1のコマンド実行によって出力された削除対象一覧ファイルに記載されているジョブデータを,ジョブリポジトリから削除します。
- 引数
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サーバ名称を指定する場合,コマンド名の直後でなければなりません。サーバ名称以外の引数は,サーバ名称より後ろ(サーバ名称省略時はコマンド名の後ろ)であれば順序は任意です。
- サーバ名称
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接続先サーバ名称を指定します。省略時はホスト名がサーバ名称となります。
- -nameserver プロバイダURL
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プロバイダURLを指定します。省略時はNamingSeviceが返すデフォルト値が仮定されます。
- -list
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指定したJ2EEアプリケーションが作成したジョブリポジトリ中のジョブデータを,削除対象一覧ファイルとして出力します。-deleteと併用することはできません。
- -delete
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削除対象一覧ファイルに記載されているジョブデータをジョブリポジトリから削除します。-listと併用することはできません。
- -name J2EEアプリケーション名
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削除対象のジョブを実行したアプリケーション名を指定します。アンデプロイされたアプリケーションのアプリケーション名も指定できます。
- -day <日数>
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現在より何日以前のジョブデータを削除対象とするかを指定します。<日数>日前の23:59:59.999以前のジョブデータが削除対象となります。0を指定した場合,現在時刻以前のジョブデータが削除対象となります。指定できる値は0〜366の整数です。
- -all
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再開できるジョブを削除対象とする場合に指定します。指定しない場合,再開できないジョブが削除対象となります。指定した場合,再開できないジョブに加えて再開できるジョブも削除対象となります。
- -f 削除対象一覧ファイルの絶対パス
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-listオプションを指定する場合,削除対象一覧ファイルの出力先を指定します。出力先は,絶対パスで指定します。ただし,絶対パスに含まれるディレクトリは存在する必要があります。出力先ディレクトリに,出力する削除対象一覧ファイルと同じ名前のファイルが存在してはなりません。
-deleteオプションを指定する場合,-listオプション指定時に出力された削除対象一覧ファイルのパスを指定します。削除対象一覧ファイルのパスは絶対パスで指定してください。
- -tトランザクションタイムアウト時間
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-deleteオプションを指定する場合に,コマンド実行中にJ2EEサーバからジョブリポジトリ(DB)にアクセスするときに使用されるトランザクションタイムアウト時間(秒)を指定します。指定しない場合や0を指定した場合,(J2EEサーバの「ejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOut」プロパティの値)が設定されます。指定できる値は0〜2147483647の整数です。
- 終了コード
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0:正常終了
1:異常終了
2:排他エラーによるコマンド実行不可