Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


6.7 接続先のデータソースの設定

persistence.xmlのデータソースの指定では,DB Connectorを参照するリソース参照名,またはユーザ指定名前空間機能を使用して付けたDB Connectorの別名を設定できます。

persistence.xmlに指定するDB Connectorには,Connector属性ファイルを用いてDB Connectorの別名を設定してください。Connector属性ファイルに設定するタグを次の表に示します。

表6‒5 Connector属性ファイルに設定するタグ

設定するタグ

設定内容

<resource-external-property>−<optional-name>タグ

persistence.xmlのデータソースの指定でリソースアダプタの別名を使用している場合は,persistence.xmlに指定したデータソース名と同じものを指定します。

リソースアダプタの別名を使用しない場合は設定不要です。

<resource-external-property>−<res-auth>タグ

persistence.xmlのデータソースの指定でリソースアダプタの別名を使用している場合は,リソースの認証方式として必ず「Container」を指定してください。

<resource-external-property>−<res-auth>タグ

persistence.xmlのデータソースの指定でリソースアダプタの別名を使用している場合は,リソース接続を共有するかどうかの指定として必ず「Shareable」を指定してください。

<property>−<property-name>タグ

<property>−<property-value>タグ

データベースへの接続情報を指定します。

  • ユーザ名の指定

    <property-name>タグにUserを,<property-value>タグにデータベース接続で使用するユーザ名を指定してください。

  • パスワードの指定

    <property-name>タグにPasswordを,<property-value>タグにデータベース接続で使用するパスワードを指定してください。

<connection-definition>−<transaction-support>タグ

トランザクションのサポートレベルを指定します。

ここに指定する値は,persistence.xmlの<persistence-unit>タグのtransaction-type属性に指定した値と合わせてください。

〈この節の構成〉