3.16.10 Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタを使用する場合の注意事項
Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタを使用する場合の注意事項について説明します。注意事項はリソースアダプタの使用方法によって異なります。
- 〈この項の構成〉
(1) 共通の注意事項
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Connector 1.5仕様に準拠するリソースアダプタに関する稼働情報は,運用管理ポータルまたはmngsvrutilコマンドを使用しても取得できません。
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運用管理ポータルまたはmngsvrutilコマンドを使用して,Connector 1.5仕様に準拠するリソースアダプタのステータス情報を取得した場合,リソースアダプタが稼働していても,停止を示す情報が返されます。
(2) J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用する場合(J2EEアプリケーションに含めないで使用する場合)
管理対象オブジェクトをアノテーションで指定する場合は,コンテナ拡張ライブラリに管理対象オブジェクトのインタフェースを追加する必要があります。
コンテナ拡張ライブラリについては,「19. コンテナ拡張ライブラリ」を参照してください。
(3) J2EEアプリケーションに含めて使用する場合
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リロード機能を使用する場合は,次のクラス(インタフェース)をコンテナ拡張ライブラリに追加する必要があります。
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javax.resource.spi.ActivationSpecインタフェースの実装クラス
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リソースアダプタがサポートするメッセージリスナのインタフェース
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管理対象オブジェクトをアノテーションで指定する場合は,コンテナ拡張ライブラリに管理対象オブジェクトのインタフェースを追加する必要があります。
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Inboundのリソースアダプタを使用した場合,グローバルトランザクションは使用できません。
コンテナ拡張ライブラリについては,「19. コンテナ拡張ライブラリ」を参照してください。