3.15.7 コネクションスイーパ
コネクションスイーパは,一定間隔でコネクションプールを監視し,一定時間使用していない未使用コネクションを破棄する機能です。該当コネクションを最後に利用した時点からの経過時間が,指定された時間以上の場合に,コネクションを破棄します。この機能は,アプリケーションサーバとデータベースサーバ間にファイアウォールなどのゲートウェイが存在し,コネクションが一定時間で切断されるケースなどに使用できます。
コネクションスイーパ機能は,デフォルトでは無効になっています。なお,コネクションスイーパ機能の設定は,リソースアダプタのプロパティとして設定します。リソースアダプタの設定については,「3.15.13 実行環境での設定」を参照してください。
なお,コネクションスイーパを使用する場合,Connector属性ファイルの<property>タグでConnectionTimeoutとSweeperIntervalの合計値がコネクション切断時間未満になるように設定してください。また,ConnectionTimeoutを長めに設定することで,コネクションを保持する期間を長くできます。