3.7.1 DB Connector for Reliable MessagingとReliable Messagingによる接続の概要
DB Connector for Reliable Messagingは,Reliable Messagingと連携して,JMSインタフェースを使用してデータベースと接続するためのリソースアダプタです。
Reliable Messagingと連携することによって,サーブレット,JSP,Enterprise Bean(Session Bean,Entity Bean,Message-driven Bean)から,JMSインタフェースを使用してデータベース上のキューにアクセスできます。また,JDBCインタフェースを使用して,データベース上のテーブルにもアクセスできます。
JMSインタフェースとJDBCインタフェースを使用して同じデータベースにアクセスするとき,グローバルトランザクションを1フェーズコミットで処理できます。これによって,処理性能が向上します。また,JMSインタフェースとJDBCインタフェースによるデータベース接続に使用する物理コネクションを共通できるため,リソースを有効活用できるようになります。
DB Connector for Reliable MessagingとReliable Messagingによる接続の概要を次の図に示します。
DB Connector for Reliable MessagingとReliable Messagingによるデータベース接続では,JDBCドライバに,HiRDB Type4 JDBC DriverまたはOracle JDBC Thin Driverを使用します。
DB Connector for Reliable Messagingの設定の詳細については,マニュアル「Reliable Messaging」の「2.7 DB Connector for Reliable Messagingの機能」を参照してください。