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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


2.2.2 ネーミングサービス

ネーミング管理機能を使用する場合,オブジェクトの名前と格納場所は,ネーミングサービスによって管理されます。

アプリケーションサーバでは,ネーミング管理の機能として,CORBAネーミングサービスを利用したJNDIをサポートしています。オブジェクトの登録,削除,または検索などのJNDIのインタフェースが呼び出されたときに,対応するCORBAネーミングサービスのインタフェースを呼び出します。したがって,ネーミング管理機能を利用するためには,CORBAネーミングサービスへの接続情報としてプロトコル,ホスト名,およびポート番号を設定する必要があります。

参考

CORBAネーミングサービスはJ2EEサーバのインプロセスで起動できます。インプロセスで起動することで,個別の起動・終了が不要になり,運用性が向上します。