4.2.6 ほかのJ2EEアプリケーション内にあるEnterprise Beanをビジネスインタフェースによって呼び出す方法
同一J2EEサーバ内にある場合と,ほかのJ2EEサーバ内にある場合に分けて,ほかのJ2EEアプリケーション内にあるEnterprise Beanをビジネスインタフェースで呼び出す方法を示します。
(1) 同一J2EEサーバ内のほかのアプリケーションで動作するEnterprise Beanの場合
次の手順で呼び出します。
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呼び出し元のEJB-JARファイルまたはWARファイルに,呼び出し先Enterprise Beanのビジネスインタフェースおよびインタフェースで使用するユーザ作成クラスを含めます。
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J2EEサーバ用ユーザ定義ファイルのejbserver.rmi.localinvocation.scopeキーが「none」の場合は,呼び出し先のEnterprise Beanに対して,cjgetstubsjarコマンドでスタブを取得し,呼び出し元のEARファイルに含めます。※
Enterprise BeanはEJB参照を使用しないでルックアップします。ルックアップ名を指定する形式を示します。
「HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名> /EJBBI/<J2EE APP名>/<Enterprise Bean名>」
<サーバ名>:J2EEサーバのサーバ名称
<J2EE APP名>:J2EEアプリケーションのルックアップ名称
<Enterprise Bean名>:Enterprise Beanのルックアップ名称
- 注※
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アプリケーション間のビジネスインタフェース呼び出しで,ダイナミッククラスローディング機能を使用すればスタブを含める必要はありませんが,ダイナミッククラスローディング機能は性能上推奨しません。
(2) ほかのJ2EEサーバ上で動作するEnterprise Beanの場合
次の手順で呼び出します。
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呼び出し元のEJB-JARファイルまたはWARファイルに,呼び出し先Enterprise Beanのビジネスインタフェースおよびインタフェースで使用するユーザ作成クラスを含めます。
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呼び出し先のEnterprise Beanに対してcjgetstubsjarコマンドでスタブを取得し,呼び出し元のEARファイルに含めます。※
Enterprise BeanはEJB参照を使用しないで,ネーミングサービスの切り替え機能を使用してルックアップします。ルックアップ名を指定する形式を示します。
「corbaname::<名前空間のホスト名>:<名前空間のポート番号>#HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名> /EJBBI/<J2EE APP名>/<Enterprise Bean名>」
<名前空間のホスト名>:Enterprise Beanが使用する名前空間が動作するホスト名称
<名前空間のポート番号>:Enterprise Beanが使用する名前空間が動作するポート番号
<サーバ名>:J2EEサーバのサーバ名称
<J2EE APP名>:J2EEアプリケーションのルックアップ名称
<Enterprise Bean名>:Enterprise Beanのルックアップ名称
- 注※
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アプリケーション間のビジネスインタフェース呼び出しで,ダイナミッククラスローディング機能を使用すればスタブを含める必要はありませんが,ダイナミッククラスローディング機能は性能上推奨しません。