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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)


2.11.7 RMI-IIOP通信のタイムアウトの実装

RMI-IIOP通信のタイムアウトは,APIで設定できます。

APIで設定できるのは,図2-14図2-15のCです。APIで設定する場合,com.hitachi.software.ejb.ejbclientパッケージのAPIを利用します。com.hitachi.software.ejb.ejbclientパッケージのAPIの機能と文法については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「4. EJBクライアントアプリケーションで使用するAPI」を参照してください。

RMI-IIOPの通信タイムアウトは,クライアントのプロセス起動後の,最初のInitialContext生成時にプロパティに指定した値が設定されます。ネーミングサービスを利用しない場合でも,RMI-IIOPの通信タイムアウトを設定する場合は,InitialContextを生成する必要があります。

ネーミングサービスの通信タイムアウトを設定する場合は,InitialContext生成やlookupなどの,JNDIのAPI呼び出し時にプロパティに指定した値が設定されます。