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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム設計ガイド


付録C.2 Enterprise Beanの呼び出し方法を最適化するためのチューニングパラメタ(推奨手順以外の方法)

ここでは,Enterprise Beanの呼び出し方法の最適化で使用するチューニングパラメタの設定個所についてまとめて示します。

〈この項の構成〉

(1) ローカルインタフェースの使用

アプリケーション作成時に,J2EEで定義されているローカルインタフェースを使用してください。

推奨手順の場合と違いはありません。

(2) リモートインタフェースのローカル呼び出し機能の使用

リモートインタフェースのローカル呼び出し機能をチューニングするパラメタの設定方法および設定個所について,次の表に示します。

表C‒6 リモートインタフェースのローカル呼び出し機能のチューニングパラメタ(推奨手順以外の方法)

設定項目

設定方法

設定個所

ローカル呼び出し最適化機能の適用範囲

運用管理ポータル

[EJBコンテナの設定]画面の「オプション」の「J2EEアプリケーションの呼び出し方式」

ファイル編集

usrconf.propertiesのejbserver.rmi.localinvocation.scopeキー

(3) リモートインタフェースの参照渡し機能の使用

リモートインタフェースの参照渡し機能をチューニングするパラメタの設定方法および設定個所について,次の表に示します。

表C‒7 リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタ(推奨手順以外の方法)

設定項目

設定方法

設定個所

リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(J2EEサーバ単位)

運用管理ポータル

[EJBコンテナの設定]画面の「オプション」の「リモートインタフェースの参照渡し」

ファイル編集

usrconf.propertiesのejbserver.rmi.passbyreferenceキー

なお,リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(Enterprise Bean単位)については,推奨手順の場合と違いがありません。