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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム設計ガイド


8.4.4 Enterprise Beanの呼び出し方法を最適化するためのチューニングパラメタ

ここでは,Enterprise Beanの呼び出し方法の最適化で使用するチューニングパラメタの設定方法についてまとめて示します。

〈この項の構成〉

(1) ローカルインタフェースの使用

アプリケーション作成時に,J2EEで定義されているローカルインタフェースを使用してください。

(2) リモートインタフェースのローカル呼び出し機能の使用

リモートインタフェースのローカル呼び出し機能のチューニングパラメタの設定方法について説明します。

次の表に示す項目をSmart Composer機能で設定します。パラメタは簡易構築定義ファイルに定義します。

表8‒19 リモートインタフェースのローカル呼び出し機能のチューニングパラメタ

設定項目

設定対象

設定個所(パラメタ名)

ローカル呼び出し最適化機能の適用範囲

論理J2EEサーバ(j2ee-server)

ejbserver.rmi.localinvocation.scope

(3) リモートインタフェースの参照渡し機能の使用

リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタの設定方法について説明します。

次の表に示す項目は,Smart Composer機能で設定します。パラメタは簡易構築定義ファイルに定義します。

表8‒20 リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタ(Smart Composer機能で設定する項目)

設定項目

設定対象

パラメタ名

リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(J2EEサーバ単位)

論理J2EEサーバ(j2ee-server)

ejbserver.rmi.passbyreference

次の表に示す項目は,サーバ管理コマンド(cjsetappprop)で設定します。パラメタはSession Bean属性ファイルまたはEntity Bean属性ファイルに定義します。

表8‒21 リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタ(サーバ管理コマンド(cjsetappprop)で設定する項目)

設定項目

パラメタ名

リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(Enterprise Bean単位)

<pass-by-reference>