8.4.4 Enterprise Beanの呼び出し方法を最適化するためのチューニングパラメタ
ここでは,Enterprise Beanの呼び出し方法の最適化で使用するチューニングパラメタの設定方法についてまとめて示します。
(1) ローカルインタフェースの使用
アプリケーション作成時に,J2EEで定義されているローカルインタフェースを使用してください。
(2) リモートインタフェースのローカル呼び出し機能の使用
リモートインタフェースのローカル呼び出し機能のチューニングパラメタの設定方法について説明します。
次の表に示す項目をSmart Composer機能で設定します。パラメタは簡易構築定義ファイルに定義します。
設定項目 |
設定対象 |
設定個所(パラメタ名) |
---|---|---|
ローカル呼び出し最適化機能の適用範囲 |
論理J2EEサーバ(j2ee-server) |
ejbserver.rmi.localinvocation.scope |
(3) リモートインタフェースの参照渡し機能の使用
リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタの設定方法について説明します。
次の表に示す項目は,Smart Composer機能で設定します。パラメタは簡易構築定義ファイルに定義します。
設定項目 |
設定対象 |
パラメタ名 |
---|---|---|
リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(J2EEサーバ単位) |
論理J2EEサーバ(j2ee-server) |
ejbserver.rmi.passbyreference |
次の表に示す項目は,サーバ管理コマンド(cjsetappprop)で設定します。パラメタはSession Bean属性ファイルまたはEntity Bean属性ファイルに定義します。
設定項目 |
パラメタ名 |
---|---|
リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(Enterprise Bean単位) |
<pass-by-reference> |