Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 仮想化システム構築・運用ガイド


7.6.1 設定方法

負荷分散機連携機能を使用する場合は,次の設定が必要になります。

設定で使用するファイルについては,「8. 仮想化システムの構築・運用で使用するファイルとコマンド」を参照してください。

これらのファイルに設定した情報は,仮想サーバマネージャが負荷分散機に対して処理を依頼するときに読み込まれます。

lb.useキーの指定値と負荷分散機への接続イメージを次の図に示します。

図7‒3 lb.useキーの指定値と負荷分散機への接続イメージ

[図データ]

tier.propertiesのlb.useキーに「<LB接続情報の識別名>」を指定すると,仮想サーバマネージャの作業ディレクトリにある<LB接続情報の識別名>.propertiesを参照して負荷分散機に接続します。また,tier.propertiesのlb.useキーに「:unit:」を指定すると,管理ユニットの定義ディレクトリにあるtierlb.propertiesを参照して負荷分散機に接続します。