4.1.4 管理ユニットの所有者の変更
管理ユニットの所有者をほかのシステム構築者または仮想サーバマネージャ管理者へ変更する方法について説明します。削除対象のシステム構築者アカウントで所有している管理ユニットがある場合などに,管理ユニットの所有者を変更するときに使用します。
管理ユニットの所有者を変更する手順は,アカウントの管理方法によって異なります。アカウントの管理方法ごとに手順を説明します。
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仮想サーバマネージャによるアカウント管理を利用している場合
仮想サーバマネージャで管理している管理ユニットの所有者を変更します。
- ポイント
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作業を実施するユーザ:仮想サーバマネージャ管理者
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管理用端末マシンから仮想化システム管理用サーバマシンにリモート接続します。
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vmiunitadminコマンドのサブコマンド「changeowner」を使用して,管理ユニットの所有者を変更します。
管理ユニット「gyoumu_a」の所有者を「user_b」に変更する場合のコマンドの実行例を次に示します。
vmiunitadmin changeowner -unit gyoumu_a -user user_b
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JP1/Base(認証サーバ)によるアカウント管理を利用している場合
認証サーバのJP1/Baseで管理している管理ユニットの所有者を変更します。
- ポイント
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作業を実施するユーザ:仮想サーバマネージャ管理者,JP1アカウント管理者
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仮想サーバマネージャ管理者は,メールなどを利用して,管理ユニットの所有者の変更をJP1アカウント管理者に依頼します。
JP1ユーザーの変更に必要なアカウント情報(変更前と変更後のJP1ユーザー名,JP1資源グループ(管理ユニット名),JP1権限レベル)をJP1アカウント管理者に連絡します。
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JP1アカウント管理者は,認証サーバ(仮想化システム管理用サーバマシンまたはJP1管理用サーバマシン)で,JP1/BaseからJP1ユーザーのアカウント一覧を取得します。
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JP1アカウント管理者は,手順1.の変更後のJP1ユーザーが,手順2.で取得した一覧にいるかを確認します。
変更後のJP1ユーザーが一覧にいない場合は,メールなどを利用して,仮想サーバマネージャ管理者に通知します。通知を受けた仮想サーバマネージャ管理者は,変更後の所有者のアカウント情報を確認し,必要に応じて,再度,所有者の変更をJP1アカウント管理者に依頼してください。
変更後のJP1ユーザーが一覧にいる場合は,以降の手順を実施します。
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JP1アカウント管理者は,手順1.の変更後のJP1ユーザーに,JP1資源グループ(管理ユニット名),JP1権限レベルを追加します。
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JP1アカウント管理者は,手順1.の変更前のJP1ユーザーから,JP1資源グループ(管理ユニット名),JP1権限レベルを削除します
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JP1アカウント管理者は,メールなどを利用して,管理ユニットの所有者の変更完了を仮想サーバマネージャ管理者に通知します。