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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


付録E.6 Management ServerがWebサーバに自動で設定する内容

Webサーバに関連するユーザ定義ファイルに,Management Serverが自動的に設定する内容を次の表に示します。

表E‒7 Management Serverが自動的に設定する内容(Webサーバの場合)

ユーザ定義ファイル

設定される内容

httpsd.conf※1

Windowsの場合

Include <Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/web/redirector/servers/<論理サーバ名>/mod_jk.conf※4

Include <HTTP Serverのインストールディレクトリ>/servers/HWS_<論理Webサーバの実サーバ名>/conf/httpsd_manager.conf※2

ThreadLimit <ThreadsPerChildと同じ値>

PidFile <HTTP Serverのインストールディレクトリ>/servers/HWS_<論理Webサーバの実サーバ名>/logs/httpd.pid

UNIXの場合

Include <Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/web/redirector/servers/<論理サーバ名>/mod_jk.conf※4

Include <HTTP Serverのインストールディレクトリ>/servers/HWS_<論理Webサーバの実サーバ名>/conf/httpsd_manager.conf※2

ThreadLimit <ThreadsPerChildと同じ値>※5

ServerLimit <MaxClientsの値>÷<ThreadsPerChildの値>※5

MinSpareServers 5 ※6

PidFile <HTTP Serverのインストールディレクトリ>/servers/HWS_<論理Webサーバの実サーバ名>/logs/httpd.pid

mod_jk.conf※4

Windowsの場合

LoadModule jk_module <Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/web/redirector/<mod_jkファイル名>※3

JkWorkersFile <Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/web/redirector/servers/<論理サーバ名>/workers.properties

UNIXの場合

LoadModule jk_module /opt/Cosminexus/CC/web/redirector/<mod_jkファイル名>※3

JkWorkersFile /opt/Cosminexus/CC/web/redirector/servers/<論理サーバ名>/workers.properties

注※1

Webサーバの運用時には,httpsd.confファイルの内容を運用環境に合わせて適切に設定する必要があります。設定する内容や方法については,マニュアル「HTTP Server」を参照してください。

注※2

簡易構築定義ファイルで論理Webサーバ(web-server)のAppendDirectivesパラメタ,または運用管理ポータルの[Webサーバの設定]画面で「項目ごとに設定します。」の「追加ディレクティブ」に値を指定した場合に設定されます。

注※3

<mod_jkファイル名>は,OSによって異なります。

注※4

V9互換モードのJ2EEサーバと連携する場合,またはV11以降でリダイレクタを使用する場合に設定されます。

注※5

J2EEサーバとの連携方法がリバースプロキシの場合だけ設定されます。値が小数になる場合は,小数点以下が切り捨てされ,整数値が出力されます。なお,小数点以下を切り捨てたときの値が0のときには1が設定されます。

注※6

J2EEサーバとの連携方法がリダイレクタの場合,かつhttpsd.confにMinSpareServersが設定されていない場合だけ設定されます。