4.6.3 バッチアプリケーションを実行するシステムを運用するときの注意事項
バッチアプリケーションを実行するシステムでは,J2EEアプリケーションを実行するシステムと同様の運用ができますが,次の点に注意してください。参照先の記述にある「J2EEサーバ」を「バッチサーバ」に置き換えてお読みください。
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1ホストに配置するバッチサーバの数は,Webシステムの構成変更時に変更できません。
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バッチアプリケーションのスケジューリング機能を使用するシステム(ctm-tier)では,スケールアウトおよびスケールインを実施できません。
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バッチアプリケーションを実行するシステムの設定を変更する場合,次のパラメタの値は変更しないでください。
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batch.service.enabled(バッチサーバの拡張パラメタ)
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use.security(SecurityManagerの使用を設定するパラメタ)
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グローバルトランザクションは使用できないため,DB ConnectorのRARファイルには,グローバルトランザクション用のRARファイルは使用できません。
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リソースに接続するバッチアプリケーションの場合,ユーザ指定名前空間機能を使用してリソースアダプタに別名を設定します。バッチアプリケーションからリソースアダプタをルックアップするには,ユーザ指定名前空間機能で設定した別名を使用してください。ユーザ指定名前空間機能での任意のルックアップ名称は,Connector属性ファイルで設定します。