4.3.2 システム環境をスケールインする(CUI利用時)
ここでは,Smart Composer機能を使用して,サービスユニット(unit2)を削除してスケールインする手順について説明します。
システムをスケールインする前に,必要に応じて,Webシステムが動作するために必要なリソースも変更します。Webシステムが動作するために必要なリソースの見積もりについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「5. 使用するリソースの見積もり(J2EEアプリケーション実行基盤)」を参照してください。
(1) サービスユニットの停止
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運用管理機能(Management Server)を配置するホストでコマンドプロンプトを起動します。
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cmx_stop_targetコマンドを実行し,削除するサービスユニット「unit2」を停止します。
サービスユニットを停止状態にします。停止状態にするには,-modeオプションに「ALL」を指定します。
コマンドの実行例を次に示します。
cmx_stop_target -m 192.168.100.12 -u admin -p admin -s MyWebSystem -unit unit2 -mode ALL
(2) サービスユニットの削除と論理サーバの環境のアンセットアップ
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cmx_delete_systemコマンドを実行し,サービスユニットを削除します。
削除するサービスユニットを停止して,Management Serverに登録されているシステムの情報モデルから削除します。
cmx_delete_system -m 192.168.100.12 -u admin -p admin -s MyWebSystem -unit unit2
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WebサーバやJ2EEサーバの環境をアンセットアップします。
cmx_delete_systemコマンドでは,サーバの環境はアンセットアップされません。WebサーバやJ2EEサーバの環境は,それぞれ次の方法でアンセットアップします。
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Webサーバの環境のアンセットアップ
HTTP Serverのhwsservereditコマンドを使用して,Webサーバをアンセットアップします。HTTP Serverのhwsservereditコマンドには,「HWS_」を付加したWebサーバの論理サーバ名※を指定します。
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J2EEサーバの環境のアンセットアップ
cjsetupコマンドを使用して,J2EEサーバをアンセットアップします。cjsetupコマンドには,J2EEサーバの論理サーバ名※を指定します。
- 注※
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システム構築時に,WebサーバやJ2EEサーバの実サーバ名を指定している場合は,アンセットアップ時には実サーバ名を指定してください。
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