4.1.23 システム環境を構築する
システムの一括構築では,情報モデルの生成,その情報モデルを基にしたWebサーバおよびJ2EEサーバのセットアップ,および各論理サーバの環境設定を一つのコマンドを使用して一括で実施します。
運用管理機能(Management Server)を配置するホスト(apsv2(192.168.100.12))でコマンドプロンプトを起動し,cmx_build_systemコマンドを実行して,システムを一括構築します。cmx_build_systemコマンドの-fオプションには,簡易構築定義ファイルを指定します。
コマンドの実行例を次に示します。ここでは,簡易構築定義ファイルの名称をMyWebSystemDef.xmlとします。
cmx_build_system -m 192.168.100.12 -u admin -p admin -f <MyWebSystemDef.xmlのファイルパス>
<MyWebSystemDef.xmlのファイルパス>には,MyWebSystemDef.xmlを格納したディレクトリのパスとファイル名(MyWebSystemDef.xml)を指定します。