3.4.4 一時ファイルに関する注意事項
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Windowsの場合,Component Containerでは,プログラム動作中に,TMPもしくはTEMP環境変数で指定されたディレクトリ,またはOSがユーザに割り当てた一時ディレクトリに一時ファイルを作成します。
そのため,プログラムを正常に動作させるためには,一時ファイルの作成先に書き込み権限が必要となります。また,プログラム動作中は,一時ファイルの作成先および一時ファイルを削除しないでください。
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UNIXの場合,アプリケーションサーバでは,他プロセスとの通信のため,次の一時ファイルを作成して使用します。
/tmp/hsperfdata_<ユーザ名>/<プロセスID>
そのため,アプリケーションサーバを正常に動作させるためには,/tmpに書き込み権限が必要となります。
また,作成された一時ファイルやディレクトリのアクセス権を変更したり,JavaVM起動中に一時ファイルを削除したりする場合の動作は保証しません。