1.4 運用管理ポータルまたはSmart Composer機能で実現する運用形態の概要
ここでは,運用管理ポータルまたはSmart Composer機能で構築することをお勧めするシステムの構成について説明します。
運用管理ポータルまたはSmart Composer機能を使用すると,次の表に示す運用形態のシステムを構築できます。
項番 |
システムの運用形態 |
参照先 |
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1 |
Webサーバを別ホストに配置してマシン性能を向上する運用形態 |
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2 |
ホストを増やしてシステムの規模を拡大する運用形態(スケールアウト) |
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3 |
ホストを減らしてシステムの規模を縮小する運用形態(スケールイン) |
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4 |
構成・定義情報を出力してほかのホストにシステム環境を移行する運用形態 |
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5 |
論理ユーザサーバを利用する運用形態 |
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6 |
バッチアプリケーションを実行する環境を利用する運用形態 |
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7 |
運用管理機能から負荷分散機を制御する運用形態 |
このほかにも,アプリケーションサーバの機能を利用した,次のようなシステムが構築できます。
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運用管理サーバモデル(運用管理機能を別ホストに配置する)
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CTMによるスケジューリング機能
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MQモデル(TP1/Message Queue連携)
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リバースプロキシ
その他の機能を利用する場合は,使用する機能に合わせたシステム構成の検討,パラメタ設計などの詳細設計をしてから,システムを構築します。この場合も運用管理ポータルまたはSmart Composer機能で構築します。その他の機能を利用したシステムについては,「4.8 その他の機能を使用したシステムの構築」を参照してください。なお,その他の機能については,次に示す機能解説のマニュアルを参照してください。
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編」
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」
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マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」