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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


6.15.2 プロセス環境変数定義ファイル

〈この項の構成〉

(1) 形式

Javaのプロパティファイル形式です。

1行に1つの環境変数を指定してください。

<環境変数名1>=<変数値1>
<環境変数名2>=<変数値2>
    :
<環境変数名n>=<変数値n>
注意事項

ASCII文字以外を使用する場合は,次のどちらかの対策をしてください。

  • ファイルをUTF-8で保存

  • Javaのjava.util.Propertiesクラスで規定するUnicodeエスケープで指定

(2) 機能

プロセス環境変数定義ファイルでは,外部コマンドプロセスだけで有効になる環境変数を設定します。

プロセス環境変数定義ファイルは次の手順で作成してください。

  1. 外部コマンドプロセスで使用する環境変数の仕様(環境変数名と変数値)をまとめます。

  2. Javaのプロパティファイル形式に従って,環境変数名と変数値をファイルに記述します。

  3. 作成したプロセス環境変数定義ファイルは,任意の場所に任意のファイル名で保存します。

    注意事項

    プロセス環境変数定義ファイルを有効にするには,コマンドアダプタ実行環境プロパティファイルのadpcmd.config.process-environment.variable-file-pathプロパティに保存先のファイルパスを指定してください。

(3) 記述例

プロセス環境変数定義ファイルの記述例を次に示します。

SIZE_OF_LIST=20000
OPTION_STATUS=1

(4) 注意事項