Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


cscsvsetup(HCSCサーバのセットアップ)

〈このページの構成〉

形式

cscsvsetup [-h]
           -user <ログインユーザID>
           -pass <ログインパスワード>
           [-csc <HCSCサーバ名>]
           [-cluster <クラスタ名>]
           -propfile <HCSCサーバ構成定義ファイル名>

機能

HCSCサーバのセットアップをします。

ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。

このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.1.3 HCSCサーバをセットアップする」を参照してください。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。

-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。

-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。

-csc <HCSCサーバ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))

セットアップするHCSCサーバ名を指定します。セットアップ済みのHCSCサーバ名と大文字,小文字だけが異なるHCSCサーバ名を使用しないでください。使用すると,データベーステーブル名やキュー名が重複してセットアップが失敗することがあります。このオプションの指定を省略した場合,HCSCサーバ構成定義ファイルに指定したHCSCサーバ名が仮定されます。

-cluster <クラスタ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))<<-cscオプションで指定したサーバ名>>

セットアップするHCSCサーバが属するクラスタ名を指定します。クラスタ間で一意になるクラスタ名を指定します。セットアップ済みのクラスタ名と大文字,小文字だけが異なるクラスタ名を使用しないでください。使用すると,データベーステーブル名やキュー名が重複してセットアップが失敗することがあります。このオプションの指定を省略した場合,HCSCサーバ構成定義ファイルに指定したクラスタ名が仮定されます。

-propfile <HCSCサーバ構成定義ファイル名> 〜 ((1−200バイト))

HCSCサーバ構成定義ファイル名を相対パス,または絶対パスで指定します。

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了しました。

1

コマンドが異常終了しました。

2

通信タイムアウトが発生しました。

3

排他エラーが発生しました。

9

実行権限のチェックエラーが発生しました。

注意事項