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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


cscrepcheck(インポート可否の検証)

〈このページの構成〉

形式

cscrepcheck [-h]
            -user <ログインユーザID>
            -pass <ログインパスワード>
            -repfile <リポジトリZIPファイル名>
            [-compo [-name {<サービスID>|ユーザ定義受付(呼出先選択)の<受付ID>}] ]

機能

指定されたリポジトリZIPファイル名のインポート可否を検証します。インポート不可と検証された場合は,エラーメッセージで原因を出力します。

ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。

このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「4.6 コンポーネント単位でのリポジトリの追加,更新,および削除」を参照してください。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。

-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。

-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。

-repfile <リポジトリZIPファイル名> 〜 ((1−200バイト))

インポート可否の検証対象となるリポジトリZIPファイルを絶対パスまたは相対パスで指定します。

-compo

リポジトリのコンポーネント単位でのインポートができるかを検証する場合に指定します。

指定を省略した場合,リポジトリZIPファイル全体のインポートが検証の対象となります。

-name {<サービスID>|<ユーザ定義受付(呼出先選択)の受付ID>} 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))

検証の対象とするHCSCコンポーネントを次のどちらかで指定します。

<サービスID>

ビジネスプロセスまたはサービスアダプタのサービスIDを指定します。

<ユーザ定義受付(呼出先選択)の受付ID>

ユーザ定義受付(呼出先選択)の受付IDを指定します。

指定を省略した場合,リポジトリZIPファイル内のすべてのHCSCコンポーネントが検証の対象となります。

入力例

(1)リポジトリZIPファイル「repository.zip」のインポート可否を検証する場合
cscrepcheck -user admin -pass admin -repfile repository.zip
(2)リポジトリZIPファイル「repository.zip」のコンポーネント単位でのインポート可否を検証する場合
cscrepcheck -user admin -pass admin -repfile repository.zip -compo
(3)リポジトリZIPファイル「repository.zip」内のサービスID「1」のHCSCコンポーネントを対象に,インポート可否を検証する場合
cscrepcheck -user admin -pass admin -repfile repository.zip -compo -name 1
(4)リポジトリZIPファイル「repository.zip」内の受付ID「2」のHCSCコンポーネントを対象に,インポート可否を検証する場合
cscrepcheck -user admin -pass admin -repfile repository.zip -compo -name 2

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了しました。

1

コマンドが異常終了しました。

3

排他エラーが発生しました。

9

実行権限のチェックエラーが発生しました。

注意事項