cscfswls（作業フォルダの参照）
形式
cscfswls [-h]
-user <ログインユーザID>
-pass <ログインパスワード>
{-csc <HCSCサーバ名>｜-cluster <クラスタ名>}
{-name <受付ID>｜-all}
[-t <開始日時>｜-d <日数>]
機能
受付単位で作業フォルダを参照します。
ログインユーザIDなどの必須オプションは，HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで，このコマンドでの指定を省略できます。
作業フォルダ以下に，ユーザがファイルおよびディレクトリを作成した場合，ディレクトリだけが表示されます。
このコマンドの使用方法については，マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.4.19 作業フォルダを参照する」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は，ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザID> 〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-pass <ログインパスワード> 〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-csc <HCSCサーバ名> 〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−8文字))
HCSCサーバ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-cluster <クラスタ名> 〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−8文字))
クラスタ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-name <受付ID> 〜 ＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−8文字))
受付IDを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-all
すべての作業フォルダを対象とします。
-t <開始日時>
指定した日時以前の作業フォルダを参照します。なお，指定できる日時の形式は次の形式です。また，存在する日時を省略しないで14桁で指定してください。
- YYYYMMDDhhmmss
-
YYYY：西暦年（1970≦YYYY）
MM：月（01≦MM≦12）
DD：日（01≦DD≦31）
hh：時（00≦hh≦23）
mm：分（00≦mm≦59）
ss：秒（00≦ss≦59）
-d <日数> 〜＜整数＞ ((0−365))
指定した日数より以前の作業フォルダを参照します。日数を日単位で指定してください。0を指定した場合，すべての作業フォルダを参照します。
出力形式
HCSCServerName ReceptionID FolderSize LastModifiedTime FolderName <HCSCサーバ名> <受付ID> <フォルダ内のファイルサイズ合計> <フォルダの最終更新時刻> <フォルダ名> : <HCSCサーバ名> <受付ID> <フォルダ内のファイルサイズ合計> <フォルダの最終更新時刻> <フォルダ名>
説明
|
表示項目 |
説明 |
|---|---|
|
HCSCServerName |
HCSCサーバ名を示します。 |
|
ReceptionID |
受付IDを示します。 |
|
FolderSize |
フォルダ内のファイルサイズの合計のバイト数を示します。フォルダ自身のサイズは含まれません。 |
|
LastModifiedTime |
フォルダの最終更新時刻（YYYY/MM/DD hh:mm:ss）を示します。 フォルダ内にファイルが存在する場合は，存在するファイルの中で最終更新時刻が最も新しいファイルの最終更新時刻を出力します。 |
|
FolderName |
フォルダ名を示します。 |
出力例を次に示します。
HCSCServerName ReceptionID FolderSize LastModifiedTime FolderName HCSC rcp1 1020 2010/04/26 14:26:39 01111101111120100426142639111000 HCSC rcp2 1030 2010/04/26 14:26:40 01111101111120100426142640111000 HCSC rcp3 1004 2010/04/26 14:26:50 01111101111120100426142650111000
戻り値
|
戻り値 |
意味 |
|---|---|
|
0 |
正常終了しました。 |
|
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
|
2 |
通信タイムアウトが発生しました。 |
|
3 |
排他エラーが発生しました。 |
|
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |