4.2.3　サービスアダプタ基本情報

サービスアダプタの基本情報ページには，サービスアダプタの基本情報が表示され，サービスアダプタの設定内容を確認できます。サービスアダプタの基本情報ページの画面および表示される項目を次に示します。

図4‒4　サービスアダプタの基本情報ページ（サービス種別がWebサービスの場合）

サービス名

サービスアダプタのサービス名が表示されます。

サービスID

サービスアダプタのサービスIDが表示されます。

サービス種別

サービスアダプタのサービス種別が表示されます。次の種別のうち，どれかが表示されます。

• Webサービス（SOAP1.1）

• Webサービス（SOAP1.2）

• SessionBean

• MDB（WS-R）

• MDB（DBキュー）

• カスタム

送信元キュー名

非同期のサービスアダプタの場合に，サービスアダプタが利用するキュー名が表示されます。サービスアダプタの配備前は「-」が表示されます。

更新日時

配備済みサービスアダプタが更新された日時が表示されます。基本情報の取得に失敗した場合は「取得失敗」，サービスアダプタの配備前は「-」が表示されます。

サービス情報

サービス種別に応じた情報が表示されます。

サービス種別と対応するサービス情報を次の表に示します。

表4‒3　サービス種別に対応するサービス情報の表示項目

サービス種別	サービス情報
	項目	意味
Webサービス（SOAP1.1）	URL	WebサービスのURLが表示されます。
	接続タイムアウト［秒］	サービス部品呼び出し時のソケットの接続タイムアウト値が表示されます。
	読み込みタイムアウト［秒］	サービス部品呼び出し時のソケットの読み込みタイムアウト値が表示されます。
	書き込みタイムアウト［秒］	サービス部品呼び出し時のソケットの書き込みタイムアウト値が表示されます。
	HTTPセッションの維持	HTTPセッションを維持するかどうかを指定します。 true セッションを維持します。 false セッションを維持しません。
	ベーシック認証の使用可否チェック	サービスアダプタがベーシック認証を使用するかどうかが表示されます。次のどちらかが表示されます。 true 使用します。 false 使用しません。
	ベーシック認証のユーザ	ベーシック認証のユーザIDが設定されていた場合，「The value has already been set.」が表示されます。
	ベーシック認証のパスワード	ベーシック認証のパスワードが設定されていた場合，「The value has already been set.」が表示されます。
	プロキシサーバを使用しないホスト名	プロキシサーバを使用しない場合のホスト名またはIPアドレス群が表示されます。
	プロキシサーバのホスト名	プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスが表示されます。
	プロキシサーバのポート番号	プロキシサーバのポート番号が表示されます。
	プロキシサーバのユーザ	プロキシサーバの認証ユーザIDが設定されていた場合，「The value has already been set.」が表示されます。
	プロキシサーバのパスワード	プロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワードが設定されていた場合，「The value has already been set.」が表示されます。
	性能解析トレース出力オプション	性能解析トレースを出力するかどうかが表示されます。次のどちらかが表示されます。 ALL トレース取得ポイントで性能解析トレースを出力します。 NONHANDLER トレース取得ポイントで性能解析トレースを出力しません。 トレース取得ポイントの詳細については，マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3　クライアント定義ファイルの設定」を参照してください。
	受信SOAPEnvelopeの最大バイト数	受信できるSOAPエンベロープの最大バイト数が表示されます。
	送信SOAPEnvelopeの最大バイト数	送信できるSOAPエンベロープの最大バイト数が表示されます。
Webサービス（SOAP1.2）	URL	WebサービスのURLが表示されます。
	接続タイムアウト［秒］	サービス部品呼び出し時のソケットの接続タイムアウト値が表示されます。
	読み込みタイムアウト［秒］	サービス部品呼び出し時のソケットの読み込みタイムアウト値が表示されます。
	HTTPセッションの維持	HTTPセッションを維持するかどうかを指定します。 true セッションを維持します。 false セッションを維持しません。
	ベーシック認証の使用可否チェック	サービスアダプタがベーシック認証を使用するかどうかが表示されます。次のどちらかが表示されます。 true 使用します。 false 使用しません。
	ベーシック認証のユーザ	ベーシック認証のユーザIDが設定されていた場合，「The value has already been set.」が表示されます。
	ベーシック認証のパスワード	ベーシック認証のパスワードが設定されていた場合，「The value has already been set.」が表示されます。
SessionBean	URL	ネーミングサービスのURLが表示されます。
	ルックアップ名	JNDI名前空間に登録されている，呼び出すサービス部品の名称が表示されます。
	EJB呼出しタイムアウト	サービス部品呼び出し時のビジネスメソッド呼び出しのタイムアウト値が表示されます。
	性能解析トレース出力オプション	性能解析トレースを出力するかどうかが表示されます。次のどちらかが表示されます。 ALL トレース取得ポイントで性能解析トレースを出力します。 NONHANDLER トレース取得ポイントで性能解析トレースを出力しません。 トレース取得ポイントの詳細については，マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3　クライアント定義ファイルの設定」を参照してください。
MDB（WS-R）	送信先キュー名	サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名が表示されます。
	呼出し設定	リモートホストのサービス部品に接続するか，ローカルホストのサービス部品に接続するかが表示されます。リモートホストのサービス部品に接続する場合は，「リモート呼出し」が表示されます。ローカルホストのサービス部品に接続する場合は，「ローカル呼出し」が表示されます。
	URL	サービスアダプタが使用する転送キューのメッセージ転送先のURLが表示されます。［呼出し設定］が「ローカル呼出し」の場合は，何も表示されません。
	最大メッセージ数	サービスアダプタが使用する転送キューが保持できるメッセージの最大数が表示されます。［呼出し設定］が「ローカル呼出し」の場合は，何も表示されません。
	順序保証	サービスアダプタが使用する転送キューがメッセージを正しい順序で転送することを保証するかどうかが表示されます。次のどちらかが表示されます。 ON 保証します。 OFF 保証しません。 ［呼出し設定］が「ローカル呼出し」の場合は，何も表示されません。
	転送キュー作成先RDエリア	サービスアダプタが使用する転送キューの作成先のRDエリア名が表示されます。［呼出し設定］が「ローカル呼出し」の場合は，何も表示されません。
MDB（DBキュー）	送信先キュー名	サービス部品に関連づけられるキュー名が表示されます。

依存HCSCサーバ

依存しているHCSCサーバの表示名が表示されます。

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