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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


4.1 画面構成(運用環境)

運用環境での画面構成について説明します。

図4‒1 運用環境での画面構成

[図データ]

メニューバー

Eclipseのメニューバーです。運用環境の固有メニューは[HCSC-Manager]です。

ツリービュー

HCSC-Managerが管理しているシステム構成,および管理対象(サービスアダプタやビジネスプロセス)の状態がアイコンで表示されます。管理対象を示すアイコンに,その状態を表すアイコンを組み合わせて表示します。ツリービューで表示されるアイコンを次の表に示します。

表4‒1 ツリービューで表示されるアイコン

分類

アイコン/状態

説明

アイコン

[図データ]

HCSC-Managerを示します。

[図データ]

HCSC-Domainを示します。

[図データ]

ロードバランスクラスタまたはHAクラスタを示します。

[図データ]

HCSCサーバを示します。

[図データ]

ビジネスプロセスを示します。

[図データ]

サービスアダプタを示します。

[図データ]

ユーザ定義受付を示します。

状態

[図データ]

次のどちらかを示します。

  • HCSCサーバの起動状態

  • サービスアダプタの開始状態

[図データ]

停止状態を示します。

[図データ]

閉塞状態を示します。

[図データ]

配備前状態を示します。

[図データ]

取得失敗を示します。

ツリービューで管理対象を選択して右クリックすると,コンテキストメニューが表示され,管理対象に対する操作ができるようになります。

エディタエリア

ツリービューに表示される管理対象の情報を表示したり,操作したりするためのエディタです。エディタの種類を次に示します。

表4‒2 エディタの種類

エディタ名

ページ名

機能

HCSCサーバエディタ

基本情報ページ

HCSCサーバの基本情報を表示します。

定義情報ページ

HCSCサーバの定義情報を表示します。

稼働運用ページ

HCSCサーバの稼働運用操作を実行します。

稼働確認ページ

HCSCサーバのリソースの稼働情報を確認します。

ビジネスプロセスエディタ

基本情報ページ

ビジネスプロセスの基本情報を表示します。

稼働運用ページ

ビジネスプロセスの稼働運用操作を実行します。

履歴管理ページ

プロセスインスタンスの実行履歴を管理します。

サービスアダプタエディタ

基本情報ページ

サービスアダプタの基本情報を表示します。

稼働運用ページ

サービスアダプタの稼働運用を実行します。

ユーザ定義受付エディタ

基本情報ページ

ユーザ定義受付の基本情報を表示します。

定義情報ページ

ユーザ定義受付の定義情報を表示します。

稼働運用ページ

ユーザ定義受付の稼働運用操作を実行します。

タブ

エディタごとに,表4-2に示すページに切り替わります。

コンソールビュー

ログを出力する領域です。

コンソールビューには,次の形式で出力されます。

yyyy/mm/dd△hh:mm:ss△アプリケーション名△メッセージID△メッセージ本文 

アプリケーション名には,次のように表示されます。

  • 画面操作のログの場合:「Plug-in」

  • Managerからのログの場合:セットアップ時に指定したManager名

出力されるメッセージが64KBを超える場合は,古いメッセージから4KBほど行単位で削除されます。

ショートカット

ツリービューやダイアログなどで,[Alt]キーを押したまま「(G)」などのアンダーライン付きの文字と同じキーを押すと,管理対象を選択できます。

この章の画面や操作の説明で使用している記号を次に示します。

記号

意味

<  >

< >内の名称がユーザの環境によって異なることを表します。

「  」

入力値,可変値,またはメッセージなどのユーザが入力する内容を表します。