1.6.10　名称検索ダイアログ

(1)　表示項目

［検索対象］

検索対象として，［変換元ノード］，［ファンクション］または［変換先ノード］チェックボックスを選択します。チェックボックスを複数選択することもできます。

［検索］

検索文字列を指定します。指定後に［検索］ボタンをクリックすると，検索文字列を含むノードまたはファンクションを部分一致で検索できます。

ノードを検索する場合，ノードのパス全体ではなく，パス末端の要素名だけが検索対象となります。検索対象となるノードの種別は次のとおりです。

• 論理名

• 複合内容要素

• 単純内容要素

• 属性

• any要素

• anyAttribute属性

• #(sequence)

• #(choice)

• #anonymous

検索に関しては次の点に注意してください。

• 検索文字列の大文字と小文字は区別されません。

• 正規表現での検索はできません。

検索結果は，［検索結果一覧］に一覧表示されます。

［検索］ボタン

［検索］に指定した検索文字列を含む，ノードまたはファンクションを部分一致で検索できます。検索結果は［検索結果一覧］に表示されます。

［検索結果一覧］

検索結果が一覧表示されます。

［名称］

検索結果が画面上の表示順に従って一覧表示されます。表示された検索結果を選択すると，表示元のデータ変換定義画面の該当個所も選択されます。

検索対象	［名称］の表示内容	検索結果の選択時に，表示元の画面で選択される個所
変換元ノード	検索結果のノードのパス	変換元スキーマツリービューア上の該当するノード
ファンクション	検索結果のファンクション名	該当するファンクション
変換先ノード	検索結果のノードのパス	変換先スキーマツリービューア上の該当するノード

なお，検索対象が「変換元ノード」または「変換先ノード」の場合，表示されたパスは次の手順でクリップボードへコピーできます。N対1変換時は，「$<スキーマの論理名（ビジネスプロセスの変数名）>」を含むパスがコピーされます。

1. コピーしたいパスを選択して右クリックする

2. コンテキストメニューで［要素パスのコピー］を選択する

   スキーマの論理名の場合は，右クリックしても［要素パスのコピー］は表示されません。

［種別］

検索結果の種別を表示します。

検索対象が「変換元ノード」または「変換先ノード」の場合は，次の内容が表示されます。

ノードの種別	［種別］に出力される内容
論理名	論理名
複合内容要素	複合内容要素
単純内容要素	単純内容要素
属性	属性
any要素	any
anyAttribute属性	anyAttribute
#(sequence)	#(sequence)
#(choice)	#(choice)
#anonymous	#anonymous

検索対象が「ファンクション」の場合は，次の内容が表示されます。

ファンクションの種別	［種別］に出力される内容
文字列連結ファンクション	concat
部分文字列取得ファンクション	substr
文字数取得ファンクション	length
文字列調査ファンクション	contain
空白除去ファンクション	trim
数値フォーマット変換ファンクション	format
数値演算ファンクション	calc
端数処理ファンクション	round
総和ファンクション	sum
否定演算ファンクション	not
論理演算ファンクション	bitop
シフト演算ファンクション	shift
ノード名取得ファンクション	name
ノード数取得ファンクション	count
ノード調査ファンクション	exist
くり返しファンクション	loop
選択ファンクション	choose
値置換えファンクション	replace
基数変換ファンクション	radix
カスタムファンクション	custom
定数ファンクション	const
XPathファンクション	xpath

［検索対象］

検索時に［検索対象］で選択した項目（「変換元ノード」，「ファンクション」，または「変換先ノード」）を表示します。

［検索要素数］

検索結果の個数が表示されます。

なお，この項目は，［検索］ボタンをクリックして検索を実行したあとに，［検索結果一覧］の下に表示されます。

［閉じる］ボタン

［名称検索］ダイアログを閉じます。

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(2)　このダイアログでできる内容

［名称検索］ダイアログでは，要素名またはファンクション名を部分一致で検索できます。変換元ノード，変換先ノード，またはファンクションの数が多い場合に，使用したいノードまたはファンクションを簡単に探し出せます。

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