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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


1.5.1 デバッグ構成ダイアログ

ビジネスプロセスのデバッグの構成を定義するダイアログです。

次のどれかの操作をした場合に表示されます。

ビジネスプロセスのデバッグを実行する方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「10. ビジネスプロセスのデバッグ」を参照してください。

[デバッグ構成]ダイアログの構成を次に示します。

図1‒95 [デバッグ構成]ダイアログの構成

[図データ]

[デバッグ構成]ダイアログは,ビジネスプロセス設定タブとデバッグ設定タブから構成されています。

〈この項の構成〉

(1) ビジネスプロセス設定タブ

ビジネスプロセス設定タブの項目について説明します。

図1‒96 ビジネスプロセス設定タブ

[図データ]

[デバッグ対象]

デバッグするビジネスプロセスをドロップダウンリストから選択します。

(2) デバッグ設定タブ

デバッグ設定タブの項目について説明します。

図1‒97 デバッグ設定タブ

[図データ]

[ソケットの設定]

ビジネスプロセスのデバッグに使用するIPアドレス,およびポート番号を指定します。

[IPアドレス]

ビジネスプロセスのデバッグに使用するIPアドレスを指定します。任意のIPアドレスを指定する場合は,[その他]ラジオボタンを選択し,テキストボックスにIPアドレスを入力します。

[ポート番号]

ビジネスプロセスのデバッグに使用するポート番号を指定します。任意のポート番号を指定する場合は,[その他]ラジオボタンを選択し,テキストボックスにポート番号を入力します。ポート番号には,0〜65535までの数字を入力できます。ポート番号に0を入力した場合,未使用のポート番号が自動で設定されます。

[通信の設定]

送受信の最大サイズおよびタイムアウト値を指定します。

[送受信の最大サイズ(MB)]

データ(電文など)の送受信の最大サイズ(単位:MB)を指定します。任意の最大サイズを指定する場合は,[その他]ラジオボタンを選択し,テキストボックスに送受信の最大サイズを入力します。送受信の最大サイズには1〜2,000までの数字を入力できます。[送受信の最大サイズ(MB)]に入力したサイズ以上のデータを送受信した場合,ビジネスプロセスのデバッグが強制的に終了します。

参考

このパラメタは,ビジネスプロセスのデバッグで扱うことができる変数値(電文)の長さ,XPath式の長さ,XPath式の評価結果の長さ,デバッグ実行時に受信するデバッグ情報のサイズに影響します。

[タイムアウト(秒)]

開発環境と実行環境の間でビジネスプロセスのデバッグのための接続が確立するまでのタイムアウト値(単位:秒)を設定します。任意のタイムアウト値を指定する場合は,[その他]ラジオボタンを選択し,テキストボックスにタイムアウト値を入力します。タイムアウト値には1〜1,800までの数字を入力できます。

[パッケージング済みビジネスプロセス]

パッケージング済みのビジネスプロセスを再パッケージングするかどうかを選択します。

[再パッケージングしない]ラジオボタンを選択した場合は再パッケージングされません。

[再パッケージングする]ラジオボタンを選択した場合は再パッケージングされます。

[サービス呼出アクティビティに設定されているサービス]

サービス呼出アクティビティに設定されているサービスを配備・開始するかどうかを選択します。

[自動的に配備・開始する]ラジオボタンを選択した場合は自動的に配備・開始されます。

[配備・開始しない]ラジオボタンを選択した場合は配備・開始されません。