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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


7.3.1 ログファイルとトレースファイルの出力方式と注意事項

障害情報のうちログファイルやトレースファイルは,ローテーション方式やファイル切り替え方式に基づいて出力されます。サービスプラットフォームが出力するログやトレースでは,利用できる方式は次のように異なります。

ログの種類

ローテーション方式

出力先ファイルの切り替え方式

ラップアラウンドモード

シフトモード

ファイルサイズで切り替え

ファイルサイズまたは時刻で切り替え

メッセージログ

HCSC-Managerのログ

×

×

統合メッセージログ

J2EEサーバの稼働ログ

リクエストトレース

性能解析トレース

ユーザ電文トレース

保守用ログ(例外ログなど)

ユーザ認証情報管理コマンドのメッセージログ

×

×

アカウント情報管理コマンドのメッセージログ

×

×

(凡例)

◎:利用できます(デフォルト)。

○:利用できます。

×:利用できません。

−:該当しません。

次に,ローテーション方式と出力先ファイルの切り替えの概要について説明します。詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「3.2.1 設定できる内容」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 出力ファイルのローテーション方式

ローテーション方式の種類を次に示します。

ローテーション方式

説明

ラップアラウンドモード(デフォルト)

ファイル名にファイルの面数が付加されます。

(例)ログファイル名が「hntrN.log」,ファイル面数が「2」の場合

ログファイル名:「hntr1.log」,「hntr2.log」

シフトモード

ファイル名は固定で,バックアップファイル名にファイルの面数が付加されます。

(例)ログファイル名が「hntr.log」,ファイル面数が「2」の場合

ログファイル名:「hntr.log」(固定)

ログファイルのバックアップファイル名:「hntr1.log」,「hntr2.log」

(2) 出力先ファイルの切り替え方式

ログファイルやトレースファイルは,出力するファイルを一定の基準で切り替えられます。切り替え方式には次の2種類があります。

トレースファイルは適切なファイルサイズになるよう見積もる必要があります。トレースファイルの総ファイルサイズは,次に示す情報を基に算出してください。

算出した総ファイルサイズを基に,1ファイル当たりのトレースファイルサイズやトレース面数を見積もってください。

トレースファイルサイズやトレース面数はHCSCサーバランタイム定義ファイルで設定します。HCSCサーバランタイム定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.5.6 HCSCサーバランタイム定義ファイル」を参照してください。

(3) ログおよびトレース取得時の注意事項(全般的な注意事項)

性能解析トレース以外のすべてのログやトレースでは,次に示す注意事項があります。

(4) ログおよびトレース取得時の注意事項(HCSC-Managerのログに関する注意事項)