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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


5.4.11 FTPインバウンドアダプタの定義情報を変更する

運用中にFTPインバウンドアダプタの属性定義を変更するときの前提条件,および変更方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 前提条件

FTPインバウンドアダプタの属性定義を変更するには,次の条件を満たしている必要があります。

HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.16 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。

(2) 変更方法

FTPインバウンドアダプタの定義情報を変更するには,FTPインバウンドアダプタのRARファイルから属性を取得して,属性ファイルを作成したあと,その属性ファイルを編集して定義を反映させます。

FTPインバウンドアダプタの定義情報を変更する手順を次に示します。

  1. FTPインバウンドアダプタのRARファイルから属性を取得して,属性ファイルを作成します。

    FTPインバウンドアダプタのRARファイルから属性ファイルを作成する場合の実行形式を次に示します。

    <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjgetrarprop <J2EEサーバ名> -resname FTP_Inbound_Resource_Adapter -c <属性ファイルのファイルパス>

    cjgetrarpropコマンドの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.4 J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド」を参照してください。

  2. 属性ファイルを編集します。

    属性ファイルの定義項目については,「3.2.3(3)(b) プロパティの内容」を参照してください。

  3. 次のコマンドを実行して,FTPインバウンドアダプタの属性定義を反映します。

    <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjsetrarprop <J2EEサーバ名称> -resname <リソースアダプタ表示名> -c <属性ファイルパス>

    cjsetrarpropコマンドの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.4 J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド」を参照してください。