Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


付録F.5 変換元変数と変換先変数のマッピング

データ変換定義画面で変換元スキーマと変換先スキーマをマッピングします。

サービス呼出1とサービス呼出2の間でCookie情報を引き継ぐには,サービス呼出1の応答電文に設定した割当変数と,サービス呼出2の要求電文に設定した割当変数をマッピングします。

同様に,サービス呼出2とサービス呼出3の間でCookie情報を引き継ぐには,サービス呼出2の応答電文に設定した割当変数と,サービス呼出3の要求電文に設定した割当変数をマッピングします。

また,サービス呼出3と応答1の間でCookie情報を引き継ぐには,サービス呼出3の応答電文に設定した割当変数と,応答1に設定した割当変数をマッピングします。

手順を次に示します。

  1. データ変換アクティビティ「データ変換1」を右クリックし,[マッピング定義起動]を選択します。

  2. 変換元変数のノードと変換先変数のノードをマッピングします。

    引き継ぐデータを編集する場合は,各ファンクションを配置してデータを編集できます。

  3. 手順1.〜2.と同様の手順でサービス呼出2からサービス呼出3,およびサービス呼出3から応答1をマッピングします。

  4. データ変換定義画面の変換元スキーマツリービューア,マッピングビューア,または変換先スキーマツリービューアの適当な場所で右クリックして,[検証]を選択します。

    検証が実行されます。検証結果に問題がなければビジネスプロセスを実行できます。