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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


9.5.1 サービスリクエスタ(標準の非同期受付(MDB(WS-R)))の作成手順

標準の非同期受付(MDB(WS-R))にサービス部品の実行を要求し,サービス部品を呼び出すためのサービスリクエスタの作成手順を次に示します。

図9‒20 サービスリクエスタの作成手順(標準の非同期受付(MDB(WS-R)))

[図データ]

各工程の作業を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 転送キューの作成

サービスリクエスタから要求電文を送信するために必要な転送キューを作成します。転送キューの作成については,「9.5.2 転送キューを作成する」を参照してください。

(2) JMSメッセージの生成

非同期受付(MDB(WS-R))にサービス部品の実行を要求するために,QueueSenderのオブジェクトおよびJMSメッセージを生成します。QueueSenderのオブジェクトおよびJMSメッセージの生成については,「9.5.3 JMSメッセージを生成する」を参照してください。

(3) パラメタの設定

(2) JMSメッセージの生成」で生成したJMSメッセージにパラメタを設定します。パラメタの設定については,「9.5.4 パラメタを設定する」を参照してください。

(4) 要求電文の作成

サービス部品の実行を要求する要求電文を作成します。要求電文の作成については,「9.5.5 要求電文を作成する」を参照してください。

(5) JMSメッセージの送信

JMSメッセージを転送キューに送信します。JMSメッセージの送信については,「9.5.6 JMSメッセージを送信する」を参照してください。

(6) 応答用のキューの設定

同期のサービス部品から応答を受け取るために,応答用のキュー(転送キュー)を設定します。応答用のキューの設定については,「9.5.7 応答用のキューを設定する」を参照してください。

(7) 応答の取り出し

応答用のキュー(転送キュー)から受信キューに送信された応答を取り出します。応答の取り出しについては,「9.5.8 応答を取り出す」を参照してください。

(8) 応答電文の取得

取り出した応答から応答電文を取得します。応答電文の取得については,「9.5.9 応答電文を取得する」を参照してください。