Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


7.5.8 小数点以下の端数を処理する

マッピング元の数値が小数の場合,小数点以下の端数を処理します。指定できる端数の処理を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 使用するファンクション

小数点以下の端数を処理するには,端数処理ファンクションを使用します。端数処理ファンクションを使用した例を次に示します。

図7‒9 端数処理ファンクションの使用例

[図データ]

(2) 設定手順

小数点以下の端数を処理する手順を次に示します。

  1. パレットから端数処理ファンクション(round)を選択して,マッピングビューアに配置します。

  2. マッピング線を設定します。

  3. 次のどちらかの方法で[端数処理]ダイアログを表示させます。

    • 端数処理ファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。

    • 端数処理ファンクションをダブルクリックします。

    [端数処理]ダイアログが表示されます。

    [端数処理]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.26 端数処理ダイアログ」を参照してください。

  4. [入力]に指定されている変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせたい場合,[ノード条件設定]ボタンをクリックします。

    [ノード条件設定]ダイアログが表示されます。

    ノード条件の設定方法については,「7.7 ノード条件を設定する」を参照してください。また,[ノード条件設定]ダイアログについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.11 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。

  5. [種別]に実行したい端数の処理を指定します。

  6. [OK]ボタンをクリックします。