8.7.9 ファイル一覧取得オペレーション
ここでは,ファイル一覧取得オペレーションでサポートする機能やファイル形式について説明します。
(1) ファイル一覧取得オペレーションの機能概要
ファイル一覧取得オペレーションは,共通フォルダからファイル一覧情報を取得し,一覧情報を応答電文で返します。一覧取得元にファイルが指定された場合は,指定されたファイルだけを返します。一覧取得元にディレクトリが指定された場合は,指定されたディレクトリの直下のファイル・ディレクトリだけを返します。
ファイル一覧取得オペレーションの処理の概要について,次の図に示します。
(2) 一覧取得元に指定可能な対象
ファイル一覧取得オペレーションで一覧取得元に指定可能な対象を次に示します。
一覧取得元に指定可能な対象 |
サポート |
|
---|---|---|
作業フォルダ |
ファイル |
× |
作業フォルダ自体 |
× |
|
共通フォルダ |
ファイル |
○ |
共通フォルダ自体 |
○ |
|
サブフォルダ |
○ |
(3) 一覧取得で取得可能な対象
一覧取得元の共通フォルダで取得可能な対象を次に示します。
一覧取得で取得可能な対象 |
サポート |
|
---|---|---|
直下のファイル |
通常ファイル |
○ |
隠しファイル |
○ |
|
シンボリックリンク |
○ |
|
直下のサブフォルダ※1 |
通常ディレクトリ |
○ |
隠しディレクトリ※2 |
○ |
|
シンボリックリンク |
○ |
(4) ファイル一覧取得オペレーションの注意事項
ファイル一覧取得オペレーションの注意事項を次に示します。
-
一覧取得元がディレクトリの場合,一覧取得元ディレクトリとその直下のファイル・ディレクトリのロックは取得しません。
-
ファイル一覧の最終更新日時はローカルタイムとなります。
-
一覧取得元が存在しない場合,空の一覧情報を返します。