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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


8.7.9 ファイル一覧取得オペレーション

ここでは,ファイル一覧取得オペレーションでサポートする機能やファイル形式について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ファイル一覧取得オペレーションの機能概要

ファイル一覧取得オペレーションは,共通フォルダからファイル一覧情報を取得し,一覧情報を応答電文で返します。一覧取得元にファイルが指定された場合は,指定されたファイルだけを返します。一覧取得元にディレクトリが指定された場合は,指定されたディレクトリの直下のファイル・ディレクトリだけを返します。

ファイル一覧取得オペレーションの処理の概要について,次の図に示します。

図8‒54 ファイル一覧取得オペレーションの処理

[図データ]

(2) 一覧取得元に指定可能な対象

ファイル一覧取得オペレーションで一覧取得元に指定可能な対象を次に示します。

表8‒26 一覧取得元に指定可能な対象

一覧取得元に指定可能な対象

サポート

作業フォルダ

ファイル

×

作業フォルダ自体

×

共通フォルダ

ファイル

共通フォルダ自体

サブフォルダ

(凡例)

○:サポートしています。

×:サポートしていません。

(3) 一覧取得で取得可能な対象

一覧取得元の共通フォルダで取得可能な対象を次に示します。

表8‒27 一覧取得で取得可能な対象

一覧取得で取得可能な対象

サポート

直下のファイル

通常ファイル

隠しファイル

シンボリックリンク

直下のサブフォルダ※1

通常ディレクトリ

隠しディレクトリ※2

シンボリックリンク

(凡例)

○:サポートしています。

注※1

再帰的な取得はしません。

注※2

「.」(カレントディレクトリ),「..」(1つ上のディレクトリ)は対象外です。

(4) ファイル一覧取得オペレーションの注意事項

ファイル一覧取得オペレーションの注意事項を次に示します。