6.2.3 データ検証機能の有効範囲
データ検証機能の有効範囲を次の表に示します。なお,データ検証機能が有効な場合,検証の対象はHCSCサーバ全体になります。
サービスアダプタの種別 |
電文種別 |
要求/応答 |
サービスアダプタでのデータ変換有無 |
検証機能有効/無効 |
検証される電文 |
---|---|---|---|---|---|
SOAPアダプタ,SessionBeanアダプタ,MDB(WS-R)アダプタ,MDB(DBキュー)アダプタ |
XML |
要求 |
データ変換なし |
有効 |
サービス部品電文 |
標準電文→サービス部品電文へのデータ変換あり |
有効 |
標準電文,サービス部品電文 |
|||
応答 |
データ変換なし |
有効 |
サービス部品電文 |
||
サービス部品電文→標準電文へのデータ変換あり |
有効 |
標準電文,サービス部品電文 |
|||
バイナリ |
要求 |
データ変換なし |
無効 |
− |
|
リクエスタ→標準電文→サービス部品電文へのデータ変換以外 |
無効 |
− |
|||
応答 |
データ変換なし |
無効 |
− |
||
サービス部品電文→標準電文→リクエスタへのデータ変換以外 |
無効 |
− |
|||
DBアダプタ |
XML |
すべて |
すべて |
無効 |
− |
電文の検証機能が有効になるサービスアダプタの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.7.21 ユーザ電文に誤りがある場合の障害対策」を参照してください。